ポケモンGO開発企業CEOジョン・ハンケ氏、「ARはVRより優れている」

2016年の夏、米国サンフランシスコのナイアンティックによって、開発されたモバイルゲームポケモンGOは、ARにおける新たな関心が生まれた。現実世界で仮想オブジェクトを表示する技術に拍車をかけている。
Recodeの最新ニュースで、ナイアンティック最高経営責任者(CEO)ジョン・ハンケ氏は「ゲームが、自宅のソファや外出先から起こることを、重要なものとしてとらえることでARに活用できる」と述べている。世界中にいるすべてのポケモンをゲットするには、ポケモンGOプレイヤーは足を使って道を歩き、移動しなければ捕まえられない。
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Why Pokémon Go’s John Hanke says augmented reality is better than virtual reality
ジョン・ハンケ氏はARはVRより市場規模が大きいと語る
ジョン・ハンケ氏は「私たちのゲームは開発当初から、ポケモンを通じてプレイヤーの足を使って移動させることだった。我々は、プレイヤーが木々や自然を見れる公園で、そのスマートフォンやタブレットの画面を見て、新しい心境を持たせることが狙いだった」と話している。「人類のため、技術のため、AR/VRは有望である。VRは仮想空間へ移動し、周りの人と自分が隔離してショッピングや人との交流など様々なことに使える。ARは現実のすべてを拡大できるので、VRと比べるとARのほうが市場規模は大きい。医療や建築、それぞれの業務や娯楽などすべてのものに利用できる。」と語っている。
ODGでは既にARスマートグラスにポケモンを投影し開発
「おそらく将来、ポケモンや他のものもオーバーレイ表示するメガネ型ARスマートグラスが販売されるだろう」と付け加えた。 すでにODGがメガネ型ARスマートグラスを使いオーバーレイしてポケモンを表示している。
Pokemon Go getting addictive with the R-7 glasses. Using ODG's ring controller to interact @CatchEmAlI pic.twitter.com/3kdnXB1xJC
— OsterhoutDesignGroup (@OsterhoutGroup) 2016年7月22日
ODG
ODG R-7、メガネ型ARスマートグラスでPokemonGOのプレイ動画を公開
Apple CEO ティム・クック氏とハンケ氏は同じ意見
Apple CEO、ティム・クックのように、ハンケ氏はARはVRのOculus RiftやHTC Viveのようなヘッドセットより大きな需要になるだろう予測している。