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米大統領トランプ氏の政策が、拡張現実(AR)の成長軌道に影響を与える3つの可能性

2017/01/11
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アメリカの新大統領トランプ氏の写真

アメリカ政府はDonald J. Trump氏(以下トランプ氏)をホワイトハウスに歓迎したが、彼のポリシーについて多くの疑問があり、それはトランプ氏が政策を説明するように、ポケモンGOの前例のない成功や、Google Tango対応デバイスのリリースのような主要なマイルストーンによって、最近の数ヵ月で重要な推進力を得たAR業界に影響がある。

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米大統領トランプ氏の政策が、拡張現実(AR)の成長軌道に影響を与える3つの可能性

1. 米大統領トランプ氏の政策は、拡張現実(AR)ハードウェアの価格を高騰させる

ネットワーク中立性、熟練した技術労働者の移民政策、国際貿易協定へのトランプ氏のスタンスは、シリコンバレーのリーダー達の間で懸念を提起。しかし、税金と海外資金に関する彼の立場は、ARの将来に大きな影響をおよぼす可能性がある。

トランプ氏は、アメリカに再び雇用をもたらすことを望むと明確にした。それを行うために提案しているひとつの方法は、米国外で作られた製品に35%の税金を制定すること。彼は、「我々はAppleに、ほかの国ではなく、このアメリカでコンピュータや物事を構築させる」と話している。もしアメリカでハイテク企業が製造されるならば、より高い労働賃金を補うために、拡張現実(AR)スマートグラスなどのハードウェアの価格が高騰するだろう。

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2.米大統領トランプ氏の政策で、拡張現実(AR)ヘッドセットの普及が遅れ、消費者へAR技術が行き届かない可能性も

これは、ARヘッドセットの普及に有害である。様々なARヘッドセットの開発者向けバージョンは、すでに多額の値札がついている。Microsoft社HoloLens開発者向けバージョンは、3000ドルで入手できる。逆を返せば、技術のための拡張現実(AR)アプリケーションに取り組み始めるために、開発者は3000ドルも支払うことになる。技術が消費者に広がる前に、開発者は、消費者のための幅広い用途を提供するためのアクセス権を与えられている。開発者がトランプ氏の税によって、開発のための技術を購入する余裕がない場合、ARを最大限に利用するパワーが実現されない。消費者へ技術を提供する機会を、無期限に遅らせることになる。

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3.米大統領トランプ政権下でも、拡張現実(AR)は我々の未来にとって支配的な存在になる

一方、共和党とともに、外国の現金をアメリカに持参することを企業に奨励するため、減税の可能性がある。これによって企業のやる気を引き出すことができ、合併や買収が増えることが予想される。

大規模なハイテク企業であるAppleやFacebookは、AR活用に強気であると示されており、すでに多くの買収を行ってきた。Appleは、Metaio、Faceshift、そしてPrimesenseのAR/VR企業を買収。トランプ氏の税制上の優遇措置では、大規模な企業らによってARへの投資が、拾得し続けることができる。M&Aは、より多くの開発を奨励し、宇宙の進歩の促進に役立つ。

トランプ氏の政策がARの成長にどのような影響を与えるのか、正確に伝えるにはあまりにも時期尚早だが、この半年の間に見られたAR技術の増殖を見るに、ARが我々の未来にとって支配的な存在になることは間違いない。

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引用元
Augmented reality and Trump

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