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VR/ARを使用し、小売業界の店舗の将来に関する3つの考え方

2017/03/08
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手を3D化したモデルの写真

あなたキャンプに行く予定があり、友達とテントを買いに行く。気に入ったテントに目星をつけ、あなたは広さを確認するために中へはって行く。しかしこのシナリオには普通ではない点がある。あなたはボストンにいて、友達はヒューストンだ。そしてふたりともスポーツ用品店の近くにはいない。VRは、その姉妹技術であるARとともに、小売業者に人々の買い物方法を変えるチャンスを提供する。ある消費者はストアへ赴くことなくシャツを試着したり、家にぴったりな家具を注文する。VR/AR技術を用いたアプリケーションは消費者の痛点を取り除き、顧客サービスを高め、分化し個別化された顧客体験を生み出す。小売モデルへのVR/ARの成功した取り入れは、小売業者の店舗の将来に関する考え方へ大きな変化をもたらすだろう。

1. 没入型のVRにするか、現実を拡張するARにするか

バーチャル商取引戦略の開発を試みている小売業者は、次の局面の打破を検討すべき。それぞれのアプリケーションにどのテクノロジーを使用するかが重要である。

VRは没入したシミュレーションの世界観へ

VRは消費者をシミュレーション世界へ没入させる。しかし、それにはヘッドセットやコントローラといったような独立型のテクノロジーが必要だ。VRは刺激的だが、それは現時点ではより高い障害に直面している。消費者はまだVR装置の着用に慣れていない(たとえそれが家だとしても)、あるいはゲームをプレイすることを越えて何かをするということには慣れていないからだ。

ARは現実世界に仮想物体を重ねる

ARはスマートフォンやタブレットを通して仮想要素を現実世界に重ねる。ポケモンGOの目覚ましい成功のように、全てのスマートフォンはARのためのプラットフォームたり得る。

2. VR/ARの利用場所は店内か、店外か

アプリケーションが店内での使用かあるいは店外での使用かの決定する。恐らく長期的には問題ではないが、店内か店外かではそれぞれ制約が異なる。店内でのアプリケーションは伝統的な買い物環境(例えば、売り場や試着室で)の実際の壁の内部にあるか、そのすぐその隣にある(ストアの陳列窓を通して)かのどちらかでVR/ARに触れている消費者に影響を与えるだろう。

店外でのアプリケーションでは消費者は物理的に異なる位置から、あるいはもっと言えば遠くから家のコンピュータ上で小売業者に関与する。例えば、電子商取引限定の小売業者は店に行くことの利点をコンピュータ上に再現することによって3Dの流通手段を開設することができる。

どこに投資すべきかという考えを持てば、すぐにVR/ARというソリューションを望む消費者を特定すべき。予算や時間的制約といった痛点のみならず、それなしでは失うものが最も多い人を探す。VR/ARの利点は体験を個人化する能力であるということを肝に銘じておくことが重要。

例えば、バーチャルな化粧用ミラーでは化粧品売り場で待つ必要も無く、すぐに消費者の好みを学習し利用者に新しい見た目を示すことが可能である。その後、価値ある提案を提供する。VRあるいはARの小売のアプリケーションに触れる者は、そのアプリケーションを使い続けたいのならば、みなすぐに価値ある提案を理解しなければならない。それを促進するために、アプリケーションが消費者の問題をどのように解決し、消費者へのブランドの繋がりを必然的に伸ばすかを説明する。例として、スポーツの設備が後からの付け足しという、多くの小売業者とは異なる点を作ることによってスポーツ用品店ではテニスラケットの新製品のバーチャル上での試用に重点的に取り組むことが可能である。

3. VR/ARの具体的なビジネスモデルを設定する

金融上および契約において、VR/ARの提供がビジネスに価値を生み出すものであるということを保証するような具体的な目標を設定する。それらを一定の間隔で評価。そうすればあなたは未だ開発途上のテクノロジーであるVR/ARで消費者のニーズに敏感でいられる。VR/ARは新しい技術である。2015年のエクイティファイナンス(訳注:「新株発行を伴う資金調達」のこと)において6億5千800万ドル上昇したVR/ARの新興企業で、その部門への投資は活気に満ちている。いくつかの予測がVR/ARの小売業への投資に2020年までに300億ドル近くでプットされている。「キラーアプリケーション(訳注:人気のソフトやコンテンツのこと)」を待っていてはいけない。プレイ方法をいち早く決定し、投資することで小売業者達はこのVR/ARの主導権を握ることができるだろう。

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引用元
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