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医療の機械学習機能を搭載したARヘッドセットViZOR

2017/01/16
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イスラエルにある企業、Augmedics(アングメディックス)社が各種センサー、機械学習機能を搭載した拡張現実(AR)ヘッドマウントディスプレイ、The ViZOR(ザ・バイザー)の動画を公開した。深層学習アルゴリズムを使用し分析しそのデータ(患者のデータや、最良な選択)を外科医に提供し効率の良い手術を支援する。

腱、靭帯、筋膜、皮膚、脂肪組織などの軟組織を通して患者の解剖学的構造を見ることができる。Augmendics社の特許であるフェンシング技術を使用して、リアルタイムで手順や解剖学的構造を投影し、外科医に認識させることで手術を援助、達成することができる。Augmendics社は、手術用のロボットを製作している会社。将来の手術用ロボットは情報を手術中に収集し、外科医を補助し、それに応じて手術内容の変更や意思を決定させることを目的としている。

医療の機械学習機能を搭載した、ARヘッドセットViZOR

医療の機械学習機能を搭載した、ARヘッドセットViZORのデザイン

医療として利用するので、見た目はどうでもいいのだろう。決して格好は良くない。最初中年女性が装着している所を見ると、とてもじゃないが格好良くないと言える。レンズの真中に黒い斑点があり、斑点と女性の瞳孔がカブっていてちょっとしたホラー画像になっている。アイキャッチサムネにはバグはないことを誓おう。

医療の機械学習機能を搭載した、ARヘッドセットViZORのCTモード

CTとはComputed Tomographyの略で断層撮影の意味。CTスキャンのメリットは少ない時間で投影できる。デメリットは放射線を使う為少なくとも被爆してしまう。だが、このCTモードは患者の投影をリアルにする。被爆など全くない。手術着を着た患者の背骨が反映されているのがわかる。

医療の機械学習機能を搭載した、ARヘッドセットViZORのARモード

患者の脊椎を鑽孔し、事前に計画していたバーチャルガイドを投影する。脊椎の骨と骨の間に何か入れて補助しているのがわかる。事前にチェックすることで困難な手術へのイメージができる。

医療の機械学習機能を搭載した、ARヘッドセットViZOR まとめ

AR技術で難易度の高い手術、時間がかかる手術を機械学中により事前を計算し、より安全なスマートな手術を教えてくれるViZOR。Augmented Reality(拡張現実)とMedic(医療従事者、救急医療従事者)を掛け合わせた Augmedicsというネーミングセンスも感じる。これは手術の未来の最初のステップである。ARを使って次々に進化している企業。今後、数年間以内には日本企業にもこのようなシステムを利用してもらいたい。

開発企業
Augmedics - See The Future of Surgery

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國士舘大学体育大学武道学科卒→商社→セブ留学→独学でWebを勉強→GET AR管理人。ARの可能性に興味をもち、AR大好きな人。語彙はないが、情熱はある人。

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