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Vuzix、ARスマートグラスM300テスト用を企業パートナーに向け出荷

2017/03/07
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株式市場NASDAQ(ナスダック)ではVUZIのシンボルで取引がなされている Vuzix Corporation(以下Vuzix)は、比較的規模の大きい法人向け市場と消費者における、VRおよびARスマートグラスの大手サプライヤーである。Vuzix M300スマートグラス(以下M300)の企業顧客と産業界のパートナー開発者選定のために2016年9月下旬、電子機器に高温多湿や振動などの負荷を与えて製品の性能や耐久性を確かめるテスト、Design Validation Test(DVT)用初期ユニットの出荷を、吉報であるとして発表した。

VuzixはARウェアラブル・ディスプレイの大手サプライヤー

1997年設立のニューヨークはロチェスター、イギリスはオックスフォード、日本は東京に社を置く。製品は、ポータブルで高品質な視聴体験をユーザーに提供する。モビリティ、ウェアラブル・ディスプレイ、VRおよびARのための解決策を供給するパーソナル・ディスプレイとウェアラブル・コンピューティング・デバイスを含む。特許取得数が43、追加の保留中の特許が23、そしてビデオアイウェアの分野で多数のIPライセンスを保持している。毎年1月にアメリカで開催される見本市Consumer Electronics Show(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)では、技術革新において2005年から2016まで受賞。

ARスマートグラスM300の製品化に向けた動き企業パートナー開発者に向けた出荷

M300 DVTは感覚としては、最終的な認証を通過する前の製品版M300に近いものであり、生産段階の最終ステップだ。Vuzixの企業パートナーVuzix Industrial Partner(VIP)のアプリケーション開発者に向けた、初期M300 EVTプロトタイプ出荷に続いている。

既存のアプリケーションからの移行、機能のアップグレード

VIP開発者プログラムは、既存のM100アプリケーションから、Android 6プラットフォームを駆動する携帯端末や組込みシステム向けのマイクロプロセッサIntel Atom(インテルアトム)へのスムーズな移行を確実にするために、M300の技術サポートとアドバイスへの早期アクセスを提供する。また、タッチパッドや新感覚の音声認識エンジン、GPS機能、BT4.0アップグレードといった新たなM300の特色を活用する時間をも開発者に提供する。

理論実証のデモンストレーションの開始

M300 DVTユニットは、これを機にさらに一歩先を行こうとしている。最終的なハードウェアでVIP開発者によるストレステストを可能にし、技術をクライアントへ示す。そして、新しい理論や原理の実現可能性を実証するために行うデモンストレーションProof of Concept(POC)の開始を実現する。

主要エンドユーザーによるテスト

また、Vuzixは既存の他スマートグラスから新たなM300に移行するテストと計画を始めるだろう。そのために、DHL、SAP、GE、ボーイングのような主要なエンドユーザーにM300 DVTの出荷を開始する。M300生産ユニットが使用可能になり、M300への早期アクセスをエンドユーザーに提供すれば、主要な企業ユーザーが即時の生産性向上を達成することを可能にする。

Vuzix CEOトラヴァース氏が述べる展望

M300の先進機能は他を寄せ付けない

Vuzix社長兼最高経営責任者Paul J Travers氏(トラヴァース氏)は「M300 DVTを出荷開始して顧客を選ぶことに、我々は興奮を覚えている。我々のVIPは、スマートグラスのための主要な企業市場の大部分で、アプリケーションを開発している。世界初の第2世代のスマートグラスとして、我々の大きなインストールベースであるM100のユーザーが望んだ先進機能を有していることは、M300を競争から遠ざける。最終的に、企業は量産アプリケーションのための展開可能な解決策を持つ。」と語った。

50を超える企業パートナーへの出荷、今後も増える予想

現在までにM300は、50を超えるVIPに出荷されている。新日鉄住金ソリューションズ株式会社、株式会社NTTドコモ、XOEye Technologies、APX Lab、Ubimax、PristineそしてAMAを含む。追加のパートナーは、VIPとしての参加とプログラムの成長次第で、発表が期待される。

将来の見通しに関する記述の免責事項

この製品の発表に含まれる特定の声明は、1995年の証券訴訟改革法、および適用可能なカナダの証券法の範囲内にある将来の見通しに関する記述である。この発表に含まれる将来の見通しに関する記述はとりわけ、予期されるM300の成功と生産出荷日、そして新たにプログラムに参加するVIPに関するものだ。

あいまいな表現が多用される声明はいささか信頼感に欠ける

VRおよびAR、スマートグラスの分野におけるVuzixのリーダーシップについても関連付けている。彼らは主に「信じている」「することができるだろう」や「予測、期待している」「はずである」の他にも同様の表現を使って記述している。読者は、社の信念や仮定に基づいているようなこの記述に、過度な信頼を置くべきではない。

今後の展開によっては見通しに変化も

社の実際の業績はリスク要因のために異なる場合がある。詳しくはCompany’s Annual Report(年次報告書)にあるリスク要因のセクション、米国証券取引委員会と、該当のカナダ証券規制当局に提出されたMD&A(財務分析)に詳細がある。(いずれかの報告書はSEDAR.comと証券取引委員会で取得可能)以降に起こるイベントや開発によっては、この見通しに変化があるかもしれない。社は準拠法に基づいて要求される場合を除き、この発表の後に起こるイベントや状況の変化の結果として声明を更新、改訂するどのような義務または意向も否認する。

まとめ

ARを活用した数々の製品の中には、中途で開発が中断されたものもいくつか存在する。いずれもAR技術の大きな可能性を感じさせる製品ばかりではあるが、費用や技術の困難さ等、製品化にこぎつけなかった理由は様々あることだろう。M300スマートグラスが無事に耐久性を認められ、製品化して社会に役立つ日が来て欲しい。

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引用元
Vuzix Commences Shipments of Smart Glasses to Select Enterprise Customers for Final Design Validation Company on track for production rollout of M300 next generation smart glasses in early fourth quarter

2016年12月16日追記
Vuzixは新しいVuzix M300、M3000スマートグラスの国際展開や製品の拡大。独自の導波路技術の開発と、2017年にはB3000両眼光導波路をローンチ、およびその他一般的な業務の運転を目的としている。また、200万株式の売却に関する契約の参入を発表した。

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