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おもちゃを集めてカスタマイズして戦うARゲームSwapBots

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ARゲームSwapBotsをプレイしている子どもたちの写真

スマホやタブレットのAR機能を使うことによって、スワップボッツに命を吹き込むことができる。彼らの目標は子供たちの遊び方に革命を起こすことだ。物理的なものとデジタルのものでは関わり方が異なるという部分のギャップを埋め、おもちゃと子供の関係性、友達同士で遊ぶことの関係性を変えたいと考えている。

AR/VRのソフトウェア開発企業のDraw & Code (ドローアンドコード社)のプロジェクトにとって少し毛色の違う。普段は取引先や提携先と仕事をしているが、スワップボッツは自社のデザイナーと開発者たちで作ったインハウスの製品である。ビールを飲んだときに思い付き、1年半後にはARゲームと連携したデモ用のプロトタイプまで作り上げていた。

ARゲームSwapBotsは、3Dプリンターを使い数々の試作品を製作

このおもちゃのコンセプトは初期に固まっていたが、デザインを始めたら洗練させるのに多大な努力が必要だった。自分たちの家に置いて嬉しいと思えるだけでは不十分で、ターゲットユーザーを確実に捉え、価格も抑え、デザインもARマーカーとしてしっかりと機能しなければならない。様々な3Dプリント技術や素材で試したが、最終的には自社用の3Dプリンターを購入してプロトタイプを作成した。

最大の特徴はゲーム中もおもちゃを使って遊べること

おもちゃとゲームを繋ぐ装置としてARを採用した理由は、物理的な遊びにちょっと付け加えた程度のものにしたくなかったため。スマホやタブレットを「スワップスコープ」として扱うことで、おもちゃがスクリーンを通して反対側に見えるようになる。ここが他のtoys-to-life(トイズ・トゥ・ライフ)とスワップボッツの違うところ。最初に読み込んだだけで後は放置するような形ではなく、ゲーム中もおもちゃを使って遊び続けてほしいと願って制作した。

トイズ・トゥ・ライフは、フィギュアなどを使って遊ぶタイプのゲームジャンル。日本では任天堂のamiiboが代表的。

子供が遊ぶものと考え、課金なしのゲームに

ARの良いところはそのクオリティだけでなく、とても身近な技術となっている。イギリスの子供たちはすでに90%以上がスマホやタブレットを使える環境にあり、新しいハードを買わなくても良い。ARはハードのコストも抑えられ、おもちゃと連携するには素晴らしい技術だ。スワップボッツのソフトはまだプレベータの状態だが、無料配布の予定でアプリ内課金も考えていない。自分たちの子供が遊ぶことを考えれば、課金アプリで遊んでほしくなく、親がブロックするようなアプリを作る必要もない。

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製品化に向けて着々と完成度を高めており、出資を募る予定

プロトタイプのおもちゃはこれからも種類を増やしていき、ソフトも徐々に完成度を高めている。おもちゃとのセットパッケージも制作中だ。この製品を完成形にし、おもちゃ屋の棚に置いてもらうための出資を募ることだ。

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引用元
SwapBots – augmented reality toys

AR技術・テクノロジー
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