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AR溶接?スペイン企業がトレーニング用ヘッドセットを開発

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スペインのウエルバに拠点を構える企業、Seabery Soluciones社は2016年7月、AR技術を活用して溶接のトレーニングARヘッドセットSoldmatic、の開発に成功した。溶接には様々なトレーニングが必要であり、より良いものを作る際に必要となる工程が多くある。

教師用ソフトウェア

国際基準の訓練や独自のコースを紹介し、新しいコンテンツの作成や訓練内容の追加などできる。リアルタイムで全ての学生の進捗状況を監視し評価もつけられる。また世界中の学生とリアルタイムで同時に訓練できる。

シミュレータ

学習しながらAR技術を体験でき、楽しくコースを受講させることが重要である。高度なVRよりも一部ARを使用することで最も効率的なシミュレーションの経験をさせ、将来に活かす。生徒はeラーニングを行い、正しいトレーニングで正しい操作方法や、理論的背景を学習し実践する。効果的な練習時間を増やして、怪我のリスクや有毒ガスの排出をせず、コストもかからないため、訓練に対しての集中力を向上させる。モチベーションを高め、若者や興味を持っている女性のための実物の溶接装置を使わず、実物に近い装置を使用することで、楽しく学べる。

分析モジュール

教師と生徒両方を支援するために制作。難易度は全てで3つのレベルを用意、上級レベルの生徒は溶接ブースで同じように練習する。解析モジュールは教師と生徒を支援するためにあるもの、これは、客観的な溶接技能や欠陥の評価を提供し、全てビデオで溶接時間の練習風景を撮影し活用する。訓練後生徒にビデオで再確認してもらうことで、失敗を補い、次に活用してもらうことを目的としている。またいつ、どんな場面で溶接したかなどの数字、グラフ分析も対応している。

最後の訓練

より少ない時間で大幅にコストを削減し、溶接工を養成する。シミュレートされた生徒は最後に自分の作品を提出する義務がある。タオルハンガー、ペーパーホルダー、時計、椅子、ステンレス帽子、薔薇、キャンドルスタンド、プランタースタンド、フラワースタンド、傘立て、チキン丸焼き器など溶接したものであれば何でも良い。そして溶接工場へ配属し実務を経験することで、本物の溶接を理解し、また経験させることで、より興味を引き出させる。

まとめ

ARで溶接工をリスク無しで育成し、シミュレーターで訓練し教師と生徒の両方を分析させ、世に出す。とても効率的でかつリスクを共わない訓練である。またこのようなことが実際に活用できればARの道は開けてくる。PokemonGOがアメリカでは社会現象だが、ゲームではなくこう言った職業訓練のようなARは、育成として活用できるものも必要ではないか。

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