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Microsoft CEO サティア・ナデラ氏「拡張現実(AR)分野の技術躍進とAI開発を推進する」

2017/01/11
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Microsoft(以下マイクロソフト社)の最高経営責任者、Satya Nadella(以下ナデラ氏)の焦点はARに絞られて、開発者たちもその要求に応えている。ポケモンGOのブームは去ったように見えるが、その余波は技術業界を未だに揺り動かしている。

最新の調査では、すでに多くの開発者たちが次の波に乗ろうと拡張現実(AR)の開発に躍起になっていることがわかった。ナデラ氏は長期的な計画を見据え、小さなこの波が大きな渦になることを予想。

「私にとっての究極のコンピューターはMR(Mixed Reality:ミックスリアリティー)の世界だ。人々の視野は無限のディスプレイとなる。現実の世界が見え、その世界にバーチャルな物やホログラムが見えるようになる。」とWSJD Liveのインタビューでナデラ氏は述べた。

2021年までに爆発的に拡張現実(AR)アプリが増えると予想

Juniper Research(以下ジュニパーリサーチ、英国のデジタル分野調査会社)は、AR市場は2016年現在で推定4億8200万種類から380%の増加を見込み、2021年までに23億種類ものARアプリがリリースされると予想。マイクロソフト社は多くの人がHoloLensを使って、このARの世界に入っていくことを望んでいる。

「HoloLens、MR、Surface、媒体がどれになるかはわからないけれど、新しいコンピューターとその操作を発明することが、私たちの目標だ」とナデラ氏は言う。まだ調整の問題は続いているが、同社の頼みの綱であるAIも含まれている。

学習AIの失敗を踏まえ、さらなる拡張現実(AR)の発展を目指す

2016年3月、ツイッターのAIチャットボットを作ったものの、暴走して少々不愉快なツイートが呟かれてしまったため、リリースしてから24時間も経たないうちに停止に追い込まれてしまった。学習機能を兼ね備えた画期的なAIだったが、たった1日で性別のない機械から、大虐殺否定、性別差別、ドナルド・トランプを支持する過激なキャラクターとなっている。

それ以来、同社のAI動向は興味深いものとなっている。Windows 10の人工知能アシスタントCortana(コルタナ)からGoogleを排除し、Bingを推奨。先月、マイクロソフト社はAI開発のみに注力する部署を立ち上げ、AIで人々と社会に貢献するという発表を裏付ける形となる。Google、Facebook、Amazon、IBMなどの企業との提携は、人類にとって有益となるAI技術を民主的に推し進める試みだ。

多くの企業が拡張現実(AR)の未来に備えている

ジュニパーリサーチの調査では、最も効果的なAR、MR技術に特化した企業、例えばMagic Leap(以下マジックリープ社)のようなところに多額の投資をする方法だ。マジックリープ社はハードウェアの開発をさらに続けるために、13億ドルもの資金を集めた。同社はこの件について明言していないが、GoogleやQualcomm Venturesがその投資に参加したとの情報がある。さらに、Apple社はARコンテンツが必ずスマホの環境に大きな影響を与えるという考えの元に、最新のiPhoneモデルに背面カメラを2つ取り付けた。

モバイルの失敗を教訓に拡張現実(AR)での飛躍を目指す

ナデラ氏は「マイクロソフト社が技術で一歩抜きん出る時期にきた。私たちは完全にモバイルブームを取り逃がしたからこそ、新しい分野を成長させる一端にならなければと思う」と語った。

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引用元
Satya Nadella pinning Microsoft future on augmented reality

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