元祖ARアトラクションゲーム?ナンジャタウンの『もののけハンターズ』を体験レポート

東京の副都心にある、池袋サンシャイン60ビル内の2階にあるナンジャタウン(アミューズメントスポット事業会社ナムコが運営する屋内型テーマパーク)で、パーク内に現れたもののけたちを探索し捕獲するARアトラクションを体験してきた。昨年2015年7月24日よりナンジャタウンに登場したアトラクション『もののけハンターズ』だ。
元祖ARアトラクション『もののけハンターズ』の概要
アトラクション名称 | もののけハンターズ |
開催場所 | ナンジャタウン内、ドッキンガム広場 |
捕獲場所 | 園内全域 |
サービス開始日 | 2015年7月24日(金) |
所要時間 | 約40分 |
料金1 | ナンジャパスポート(入園+アトラクションフリー) |
料金2 | 80ナンジャ(800円/人) |
施設キャパシティ | 150人/h |
ジャンル | もののけ捜索・捕獲アトラクション |
最初は気味が悪いゲームで、遊んでいる大人たちに違和感を覚える
良い大人たちが、青色の釣りの器具のようなものをかざしながら、ナンジャタウン内を走り回っている。「いい大人が、なにしているんだかなー」「子供にならまだしもなー」と思っていたら、あまりに多く人が器具を所持している人がいたので、思い切ってスタッフさんに聞いてみた。「すいません。青色の釣りに使う器具ってあれなんですか?」スタッフさんは「あれはもののけハンターのロッドですね。この通路の先にありますよ。」と告げる。私は、ありがとうございます、と言った後真っ先に向かった。
もののけハンターのブースの中は、怪しげな空気が漂っている空間だった。
ナンジャタウンスタッフの説明の仕方が、面白い!
秘密組織団長モジャヴ様から、指示を待つように言われる。
もののけハンターをプレイする前に、事前の説明があるので、受付の後ろにある部屋に案内される。スタッフさんはビデオ再生されているディスプレイを話しているかのように見せ、子供たちを楽しませる。29歳の筆者1人でも、子供たちが何人いても同じ説明の仕方だった。臨場感を出すためか、タメ口なのでそこだけ違和感を覚える。
モジャヴ様の指示に従い、プレイヤーはもののけハンターとしてナンジャタウンを探索しよう!
スキャンポイントを見つけて、もののけロッドを駆使し、未確認もののけUMMをゲットしよう!
平和なナンジャタウンに突如として未確認もののけ・UMM(Unidentified Mysterious MONONOKE)が出現!もののけを発見するのに使用するアイテムは青い釣竿のようなロッド。臨場感を高める、リアルタイムAR表示が可能で、直観的な操作を実現した加速度センターを装備し、サウンドと振動で回すだけで楽しい、リールインターフェースを搭載した、もののけロッドだ。
見事に釣り上げることができれば図鑑に登録。最終的に捕獲したもののけの種類が多いほど優秀なハンターだ。園内をくまなくチェックしよう。優秀な一握りのハンターにはモジャヴ様からさらなる指令が発動されるが筆者は優秀でないせいか、ラストバトルステージに召集されなかった。
もののけロッドを駆使して、未確認もののけがいるポイントを探索しよう!
もののけロッドを手に街を徘徊すると、「近くに未確認もののけがいるぞ」とのアナウンスが。
もののけが時空間から地球に入ってきそうなポイントに、ロッドをかざし、スキャンしよう。もののけが出現するぞ!
ロッドを振り上げてもののけをロックし、制限時間内に緑のゲージがなくなるまで黄色のリールをひたすら巻き上げる。
もののけが表示されたら、ロッドを振り上げよう。もののけをロックオンしたら、ロッドの右に付いている、黄色のリールをひたすら巻こう!スキャンポイントからずれても、問題なくもののけはAR表示される。スキャンした後は、どこを向いてももののけは表示される。歩きながらもリールは巻けるが、他の遊園者もいるため、リールを巻きながらの歩行はやめよう。
もののけがロックオン内を外れたら、左右にロッドを振って、もののけを真中にもってこよう
赤いターゲットロックオン内にもののけが外れたら、左右にロッドを振ってみよう!ロックオン内に、もものけをもってこれたら、ひたすらリールを巻こう!
なお逃げられると、こんな画面が。同時に捕獲率が下がる。
任務完了後は、報告所へ行こう!
制限時間が過ぎたからと言って課金されるわけではない。モジャヴから「任務完了だ。報告所に帰還せよ」とメッセージ。報告所へ行って、どのくらい、どんな種類の、もののけを捕獲したかを報告しよう!
報告所では、ロッドをMononoke Huntersの六角形のロゴにかざす。次に、名前の入力。最後にナンジャタウンのチケットを指定の場所へかざそう。
全99匹ゲットするにはナンジャリンクカードを購入しよう!
もののけは全99匹出没する。ゲットするにはナンジャカードが必要だ。ナンジャカードは、アトラクションの遊戯結果を記録し、クラブ・ナンジャのデータを手軽に更新できるICカード。アトラクションの続きが遊べるコンティニューカードとしても利用が可能。価格は500円。
ナンジャリンクカードがあると
- ポイントがためられる
- 新しいUMMが発見できる
- 図鑑が埋まっていく
さらにクラブ・ナンジャにアクセスすると
- 戦いの記録を確認できシェアできる
- UMM図鑑のUMMエンサイクロペディアでは、UMMたちの秘密が見れる
- これまでの記録がすべて見られる。
ポケモンGOが流行る前に既に存在していた、元祖ARアトラクションゲーム『もののけハンターズ』
モンスターを探索して、AR表示でゲットが可能な部分では、ポケモンGOと同じだ。実際にやってみるとポケモンGOとそう変わりない。課金や地図情報を使用してない所が良く、園内に探索している人たちの気持ちが、よくわかったアトラクションであった。見慣れているスマートフォンでプレイするより、青いロッドを首からぶらさげて、リールを巻くという動作がとても新鮮味があって、面白いので、ぜひナンジャタウンに訪れたときはオススメする。
みんなナンジャタウンのガウストパニック、もののけハンターの事ひょっとして知らんのかな?
ポケモンGOに似てるARゲームだけど、比較にならない位面白いよ
しかも7年前からあったし
ちなみにナンジャタウンの売上は年500億前後 pic.twitter.com/YGHtvZVkmc— ウハウハ (@JOK9tPg0bo6WUJi) 2016年7月22日
関連記事
HADOを用いたナンジャタウンの体験型ARアトラクション『ゴジラアタック 出撃!G-FORCE』が面白い!
越谷レイクタウンmoriのVRCenterでHADOを用いたリアルモンスターバトルを体験してきた
テレパシー・ウォーカーを使って、浅草花やしきの歴史を探検してきた
ナンジャタウン
もののけハンターズ