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【Google Tango】Trixi、協力型ARシューティングゲームPHANTOGEISTをリリース

2017/03/07
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ARゲームPhantogeistのキャラクターが現実世界に現れた写真

VRゲームとARゲームの違いを簡単に述べるとするならば、それは「環境」の違いとなるだろう。VRゲームは完全な仮想空間の中で巧みに操るもので、ARゲームは現実の世界にレイヤーのように仮想空間を重ね合わせる。両方ともそれぞれの制限の中で独自の体験をすることができ、両方とも非常に楽しいことに違いはない。ARアプリ開発企業Trixi(以下トリクシィ)という開発グループが制作したPHANTOGEIST(以下ファントガイスト)では自身がシューターとなり、モンスターたちを撃退し自分の身を守るゲームが楽しめる。これは先進的ARアプリのとても良い例だ。

PHANTOGEISTのアプリを起動し、スマホの画面を覗くと家の中にモンスターが出現

MR/ARの実験を多く行っている企業、トリクシィが開発したファントガイスト。今いる世界をモンスターたちと戦う世界へと変え、シューティングゲームができる。ゲームのプレビュー映像では、レーダー、ライフバー、スコアが表示されたレイヤーが現実の風景に重なった状態を、スマホの画面を通じて見ている様子がわかる。襲ってくるモンスターはレーダーで感知され、仲間の方もモンスターが近付いてくると画面に表示されている。さらに、映像の序盤でゲートのようなものがパーンと弾ける様子がとてもおもしろい。小さな要素ではあるが、かなり印象的な部分だった。このゲームのポイントは色々なサイズの敵を撃っていくこと。敵を倒すと徐々に難易度が上がっていく分、ポイントも上がる。ARを利用するゲームとしては、とてもシンプルで興味をそそりやすい。

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動き回りながらプレイするのがゲームの大事な要素

現時点で一番良く知られているARゲームはポケモンGOだが、実際にモンスターを捕まえる時は基本的に立ち止まって行わなければならない。一方、ファントガイストは自ら動き回って敵の攻撃を避け、違う角度から現実世界を見ないといけない。ポケモンGOは集団活動が社会的なインタラクション要素と言えるかもしれないが、決して直接的に多人数プレイができるゲームではない。

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ARゲームの発展はeスポーツの発展に繋がる

「ARゲームで多人数プレイができるようになると、eスポーツの発展が期待できるようになります。複数のプレーヤーがバーチャル武器を使って、現実の世界で戦うようなゲームとか。ファントガイストは対戦型ゲームではありませんが、相手にイタズラする要素としてレーザー光線をお互いに撃ち合うことはできる。」とトリクシィスタジオのChip Sineni(チップ・シネニ氏)は話している。

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現在プレイできるのはGoogle Tango搭載のLenovo Phab 2 Proのみ

ファントガイストの特徴はセカンド・プレーヤーがパートナーと全く同じ視点で見ることができる。これはARに没頭するために大事な要素だ。ファントガイストはGoogle Playからダウンロードできるが、現時点ではGoogle Tangoをサポートしている機種、LenovoのPhab2などでしか動作しない。しかし、他の機種でもプレイできるようにする計画はある。ゲームはUnityの環境なら簡単に移植が可能なようなので、近いうちにさらなる進化を遂げることに期待しよう。

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引用元
‘Phantogeist’ Turns The Real World Into A Co-Op Shooter Via Augmented Reality

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