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ARワークスとデバイスメッシュ、価値を創造するIT業界の未来

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複合現実で映っている工事現場の未来の写真

コイキングは噴水におり、ヒトカゲは公園のベンチの近くにいる、またコラッタはフロントデスクに。世界中の人々はスマートフォンを利用しポケモンボールを投げている。

これらはGPS情報を基に現れた1990年代のテレビ番組で人気を得たポケモンである。プレイヤーが自分の地域、事務所など様々な環境をポケモンGOを使用し歩くと、スマートフォンはがポケモンが近くにいることをユーザーに知らせる。ポケモンは、現実世界の地図上に表示され、プレイヤーはスマートフォンの画面からポケモンに触れるとライブカメラビューが起動する。

2016年7月に複数の国で発売されたこのアプリは、米国内のアプリケーションストアチャートのトップになり、記録的ヒットとなった。ポケモンGoはゲームであり、拡張現実(AR)機能はそこまで洗練されてはいないが、Gartnerの副研究長Brian Blau氏(以下ブラウ氏)によると、このアプリの成功はARに注意することを示唆しており、CIOやビジネスリーダーは、ビジネス目的のためにその可能性を研究する必要があるとのこと。

ARワークスとは

ARとは、現実世界にテキストや画像を相互作用させ情報を重ね合わせることによって、物理的世界とデジタル世界を融合する技術であり、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、スマートフォンやタブレット等にビデオフィードまたは実際の映像のいずれかを提供することができる機能である。

ビジネス上では、今後数年間でARが主要なものでなっていくだろう。例えば、DHL(ドイツの大手運送会社)でピッキングプロセスを改善するための倉庫パイロットプログラムでウェアラブルとARの使用だ。他のARアプリがサインの自動翻訳を可能にし、または手元の作業に焦点を当てて保持したまま、技術者はHMDを通して設備保全命令を得ることができる。

デバイスメッシュが人々を繋ぐ

MobileベースのARは、没入型の技術で最も単純な形態の一つであり、デバイスメッシュ(さまざまなデバイスのエンドポイントをつなぐ動的なネットワーク)はGartnerのアナリストが2016年のトップ10トレンドとして指定した。

Gartnerの副社長・David Cearley(デビッド・カーリー)氏は「デジタルメッシュは機器、情報、アプリケーション、サービス、企業や個人を含むその他の集まりを指し、物理世界と仮想世界のブレンドを作成する人間が中心のテーマである。モバイルやIoTをエンドポイントにまたがるデバイスメッシュは人々が繋がり、デジタルメッシュの他の要素と相互作用するために使用できる。」と語る。

2021年には、企業は複雑な業務プロセスを最適化し、消費者にエンターテイメント体験の範囲で没入型のコンテンツやアプリケーションの急速な進化を提供できるようになるだろう。

「VRとAR機能のアプリやサービスがデジタルメッシュによりユーザーと一体になり、複数のモバイル、ウェアラブル、IoTをセンサが豊富な環境(デジタルメッシュ)全体の統合を促し、個人の経験を超えたアプリケーションを実現する。現実は、よりアクティブになり、メッシュを通してその接続が表示され、没入型の仮想世界と連動して動作する」とブラウ氏は語る。

現在の興奮は未来の価値を創る

ポケモンGOがヒットしている最中、CIOやITリーダー達は、2016年から2017年にかけて継続的な消費者の動きとより幅広いビジネスの価値を評価するためにARとVRのウェアラブルの調査を始めることができる。それらはまた、主要なターゲットを特定し、デジタルメッシュのシナリオを作り出す。たとえば、仕事やプライベートの中で異なる設定、様々なターゲットユーザーのための必要性や価値を探りだすのだ。

また、大手企業は、顧客、従業員、パートナー、競合他社とそれぞれに重要な事柄を組み込むEAを超えるものを望んでいる。彼ら新しいモデルを構築し、新しいデジタルビジネスチャンスを狙っている。

まとめ

ポケモンGOの大ヒットの中で、様々なIT企業がARの重要性や可能性を改めて認識した。これからの一体どんな拡張現実が私たちの前に現れるのか非常に楽しみだ。近い将来、ビジネスや私生活の場においてもARは欠かせないものになることに違いない。

記事元 Why IT Leaders Should Pay Attention to Augmented Reality

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