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【ITpro EXPO】IoT Japan 2016 国際航業と提携したEPSONのMOVERIO BT-2000とBT200を体験レポート

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EPSON MOVERIO BT-200から見える風景の写真

IoT Japan 2016が2016年10月19日から21日まで、東京ビッグサイトで開催された。その中で、ARスマートグラスEPSON MOVERIO BT-200(以下:BT-200)と業務用ARヘッドセットEPSON MOVERIO BT-2000(以下:BT-2000)の展示品があった、国際航業株式会社のブースがあったので紹介する。

国際航業株式会社とは

国際航業のブースの写真国際航業株式会社のブースの写真

国際航業株式会社(以下:国際航業)は、空間情報コンサルティング(空間情報技術サービス、建設コンサルタントサービス)、RE(Renewable Energy)関連事業、防災関連事業、環境保全事業、社会インフラ事業、マーケティングおよび位置情報サービスに力を入れている1947年創業、来年で70周年を迎える老舗企業。

航空写真測量をベースに事業をスタートさせ、鉄道や道路網整備などの建設コンサルタント分野、地質調査・海洋調査分野、防災分野、環境エネルギー分野等を取り込みつつ、空間情報技術をベースとする総合的なコンサルタント企業に至っている。

親会社である東証一部上場の日本アジアグループ株式会社は連結純資産が282億円以上、グループ連結子会社は72社と大手企業だ。

EPSON MOVERIO BT-2000とBT-200を体験レポート

そんな老舗企業が、EPSONと提携し、業務用ARヘッドセット、EPSON MOVERIO BT-2000(以下:BT-2000)とARスマートグラスのEPSON MOVERIO BT-200(以下:BT-200)を使用して、作業支援をするシステム、Genavisを開発。BT-200やBT-2000を使用し、作業業務に活かしたいと、製造業からの引き合いがあるという。

最新型のEPSON MOVERIO BT-300と業務用EPSON MOVERIO BT-2200も仕入れ済みだが、展示会には持参せず、現在開発中とのこと。

BT-200とBT-2000から見える映像の撮影に非常に苦労した。担当者曰く、自社で3Dプリンターで樹脂を加工した、EPSON ARスマートグラス用スマートフォン動画撮影アシスト機材を製作。それを使用すれば、簡単に撮影が可能になる。見せてもらいたかったが、イベントには持参していないとのこと。見てみたかった。

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EPSON MOVERIO BT-2000のバッテリー内臓コントローラーは手袋を装着していても押しやすい

BT-2000のバッテリー内臓プログラマブルキーの写真

作業現場用に制作しているため、軍手や他厚い手袋をしながらでもボタンを押せる。アプリ次第で色事のボタンでどんな操作ができるかを決定し、設定できる。国際航業が制作したアプリの場合、以下となっていた。

  • 青→ホーム(ボタン)
  • 赤→戻る
  • 緑→システム管理
  • 黄色→明るさ、音量、2Dモード

EPSON MOVERIO BT-2000のバッテリー内臓のコントローラーは手に持つと重いが、腰に巻きつけると軽い

BT-200はバッテリー持続時間は4~5時間、業務用BT-2000は、5~6時間と少しだけ長持ちする。またBT-2000のコントローラーにバッテリーが2つ内臓されているせいか、手にもつと重い。1kgはないが、500g以上はあると感じた。腕でも良いと指摘があったので、装着してみたが、重量感がある。ハンズフリーで作業するため、バッテリーは腰の位置へ装着。手に持った感覚だと重いが、ベルトのように腰に巻きつけると重さは感じなかった。

EPSON MOVERIO BT-200よりEPSON MOVERIO BT-2000の方が軽量

BT-200とBT-2000を装着をした国際航業の担当者いわく、BT-200よりBT-2000のほうが軽いとのこと。なぜ、ARスマートグラスより、ARヘッドセットの方が、軽いのか。それは、装着の仕方にある。

BT-200のスマートグラスは耳の付け根のみに重量がかかるため、長時間装備していると耳が痛くなる。一方BT-2000のヘッドセットはしっかりと頭全体で装着しているため、バランスよく重量が分散され、頭部にフィットし重さを感じられず。短時間の装着だったが、これなら作業しながらでも問題ない。

EPSON MOVERIO BT-2000から映し出される像

EPSON MOVERIO BT-2000から見える風景の写真

頭部のカメラから有機ELディスプレイを介して、メガネの一部をAR表示している映像。右上の正方形のようなものが写真。その下がズーム、その下が左からカメラ、ビデオ、QRコードとなっている。なお、写真とビデオの撮影ができるのは遠隔のPCからのみ。BT-2000からでは撮影できない。

Genavis遠隔支援:現場作業者はEPSON MOVERIO BT-200を使用し、リアルタイムで管理者・技術者のPCへ作業状況を表示する

上の動画のPCの映像はスマートグラス側から撮影されている映像。

国際航業が開発した、EPSON MOVERIO BT-200を使用して、現場作業者の作業情報を管理者または技術者のPCへリアルタイムで接続して確認ができるシステム、Genavis 遠隔支援。リモート作業の効率化・高精度化を実現。現場作業者は視野をリアルタイムで伝送し、オフィスにいる技術者または管理者は静止画をキャプチャし指示を書き込み送信できる。現場作業者はハンズフリーで指示情報を確認できるため作業の妨げにならない。

インフラ施設の点検や、プラント運転管理、建設工事、機器メンテナンスや買い物代行まで多岐にわたる利用シーンがある。

製品紹介、Genavis Tracker:ビーコンとスマートフォンを使用した、動線解析ユーザー通行ヒットマップ

ARとは関係ないが、興味深かったので紹介。国際航業は屋内外位置情報ソリューションの1つとして、ビーコンとスマートフォンを活用した動線解析ユーザー通行ヒットマップ、Genavis Trackerを開発。作業区域の規模は90m x 30mで作業者の滞留時間を3Dグラフで表示できる。どの作業に、どれだけの時間を費やしたか一目瞭然で、Genavis TrackerとGenavis 遠隔支援を組み合わせることで、業務の改善につながる。

出展企業
国際航業株式会社

開発関連
Genavis 遠隔支援

屋内外位置情報ソリューションについて

ARイベント EPSON EPSON MOVERIO BT-200 EPSON MOVERIO BT-2000 IoT Japan IoT Japan 2016 ITpro EXPO ITpro EXPO 2016 体験・レポート

國士舘大学体育大学武道学科卒→商社→セブ留学→独学でWebを勉強→GET AR管理人。ARの可能性に興味をもち、AR大好きな人。語彙はないが、情熱はある人。

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