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韓国大手自動車メーカーHyundai、ARヘッドアップディスプレイを公開、イベントCESにて

2016/10/13
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ヒュンダイ、ARディスプレイカーナビゲーションシステムを公開

自動車関連の情報サイトであるKelleyBlueBookが、2015年にラスベガスで行われたCES(コンシューマ・エレクトロニクス・ショー)での自動車メーカー大手のHyundai社(以下:ヒュンダイ)のARヘッドアップディスプレイのデモンストレーションの様子の動画をUPしている。ヒュンダイといえば自動車にAR技術等を積極的に採用している大手自動車メーカーだが、今回は実際の自動車運転で使用するものである。

自動車メーカーヒュンダイがAR技術によるマニュアルを所有者に紹介

進化したARヘッドディスプレイナビゲーション

自動車のフロント部分にあまり大きくないディスプレイが付いており、そこから正面を見る形だ。あまり慣れない人間には邪魔と感じるかもしれないが、今回はデモンストレーションということで効果的に見てもらおうという配慮だ。であろう。実際に自動車を運転しているという想定で各種ARヘッドディスプレイのナビゲーションが画面に出現していく。

見やすい位置に速度計がAR表示

運転している自動車の速度の表示。であるが、こちらは速度制限にも対応しており、あまり速度を出し過ぎると信号の色が変わる仕組みだ。スピードメーターの情報というのは見ている正面からちょっと視界をずらすだけで見れるものであるが、さまざまなことで見るのが疎かになることもありこういった基本のARヘッドディスプレイの速度表示ナビゲーションは重要ともいえる。

道をずらして運転すると警告表示

区画線のナビゲーションが入る

道筋がズレていると、区画線のナビゲーション(警告)が入る仕組みになっている。

自動車接近警告は少し遅めに鳴る

他の自動車に接近すると警告ナビゲーションが出る

横から車が入ってきた場合、もしくは正面の車に接近し過ぎた場合に警告ナビゲーションが出る。ようになっている。この警告はもう少し早めにナビゲーションが入るべきと思う。ところもあるが、それでも横から突然自動車が来た場合などで役に立つことは間違いない。

道路標識見逃しの防止

運転していて意識していても、道路標識を見逃してしまうということは誰にでも経験がある。のではないだろうか。そのときに慌てて自動車を急に動かして事故になったという例も数多く、また、標識が見づらいといった場合でもナビゲーションAR表示してくれるので、年配の方や運転に慣れていない人間にも安心だ。

緊急事態を察して、適切な行動を指示

運転手に何かあった場合に適切な行動をしてくれる

運転手に何か問題が起きた場合に緊急事態と認識し、適切な行動を指示、行動するARヘッドディスプレイの表示する。ナビゲーション。咳を何度かするだけで危険ではないかというナビゲーションが入り、運転手が横にぐったりすれば自動で路肩に停車して救急車まで呼んでくれる、非常に頼りになるシステムだ。

AR技術をカーナビゲーションにARヘッドディスプレイを使用する理由は情報の統合

紹介したARヘッドディスプレイ各種ナビゲーションであるが、実はそれ自体は珍しいものでもない。むしろこれらの技術は今までにもあった技術であるし市販の一部のカーナビなどにも使用されていたシステムだ。では何故AR技術を駆使してこれらの技術を使うのか。前述の紹介でも少し触れているが、それは「情報の統合」ではないだろうか。

情報を集約しAR表示することで、運転手の危険を取り除く

従来のカーナビゲーションシステムも、スピードメーターも、道路標識も、警告音ですらも、運転手が運転している最中には注意すべきものである。これらの情報を見る際には運転中の視界から目を移す、耳を傾けるといった行動が必要になる。それにより注意力が散漫になり、交通事故を起こすという点も少なからず存在した。しかし今回のデモンストレーションにおいては、それの情報がAR技術により、上手く「統合」されて運転手の視界に入る。情報をまとめることにより、運転手に少ない危険で確実に情報を与えることができるようになった。のである。

まとめ

今回の技術は、いわば既存の技術をAR技術により洗練し、統合したというもの。であった。ただ新しい技術というだけでなく、こういうこともできるという拡張現実ARの応用性というものをも今回の動画で感じた。ることができたのではないだろうか。これからの展開に注目である。

2016年10月11日 追記
日本大手電機メーカー三菱電機は、車載3D ARヘッドアップディスプレイをを開発している。裸眼3D液晶技術と工学設計技術を利用し、ヘッドアップディスプレイ上で3D立体視表現が可能になり、ドライバーから10mを超える所まで3D表現が可能。従来品と開発品の比較をし、8m先の液晶に瞬間掲示される対象物の認識率を調査した。改善に改善を重ねた結果、HUDの視認正答率はおおよそ71%に対して、3DHUDの視認性の評価は3D HUDは83%と12%も向上した。

2016年10月13日関連記事 追記
【CEATEC2016 イベント】三菱電機の車載3Dヘッドアップディスプレイを体験レポート

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