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【AR技術】住宅模型の内装をタブレットで見る事例を公開

2017/01/14
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タッチスクリーンやGoogle段ボールに関する制作を行っているイギリスのExhibit Interactive社がタブレットを通して住宅の内装を見れる拡張現実(AR)技術を公開した。住宅模型の中にある部屋をデジタル画像でオーバーレイ表示するという新しい展示会であることが動画を見ればわかる。

住宅模型の外側から最上階にタブレットを充てると、部屋が透き通って、灰色の外装に白いバスルームや薄茶色の洗面化粧台が見れるようになった。「 + 」のマークがあるがこれは後に説明する。これはARマーカーを使ったオーバーレイ表示だ。

ARマーカーは付加情報を表示する位置を指定するための標識のことで、決まったパターンの画像のこと。ARマーカーはその画像の写った部分に重ねて指定された情報を表示できる。マーカーを読み込み、タブレット上の画面に3Dで住宅模型が拡張されていることがわかる。

またExhibit Interactive社のスタッフがあるプラスチックのようなものの真中にRainscreen Cladding Speciffcation Guide という文字が書いてある桃色の紙と廻りに黒い紙が貼ってある。それをタブレットで映すとどうだろうか。棚のようなものが反映されているのがわかる。もどって住宅模型にタブレットを充てると今度はオシャレなキッチンが映し出される。「 + 」マークをタップすると、配管はどんなメーカーの何を使っているか、説明文が出てくる。さらにタブレットの左下の WATCH OUR VIDEO をタップする。配管を作った企業のスタッフが現れてこれはどのような配管でこんなに耐久力があるんだという説明をしているのがわかる。最後に展示しているスタッフとゲストが見えるのがわかる。とても新鮮味があって楽しそうな顔だった。

住宅模型の中をデジタル画像へオーバーレイ表示してゲストに見せるのはとても近未来的であると感じた。また、ゲストの購買力もタブレットがあるのとないのでは何%、いや、何十%違うのではないかと筆者は思った。このようなAR技術を使うことでゲストを楽しませ、かつ面白いユーモアある展示会であったと感じた。また住宅だけでなく、オーバーレイ表示は他にも利用できる。たとえば、子供向けに現実にない、おもちゃをオーバーレイ表示してみたり、大きく見せたり、おもちゃなのにタブレットを通してみると、中が精密な機械のような設計や組み立てになっていたり、今思ったことだけで、おもちゃだけでも無限の可能性を秘めている。大人向けでは、自動車に興味ある人は、自動車の内部を表示して展示することや、製造している場面、運転しているところを映すことにより、購買力が増えるのではないか。ARはどこまで進化するか、期待したい。

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