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HoloLensのレビュー動画が話題に

2017/01/12
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Windowsでお馴染みのMicrosoft社が発表しているヘッドマウントディスプレイ、HoloLensについての記録だ。国際的なニュースを伝えるウェブサイト、Mashable.comの支局長Lance Ulanoff氏が、2016年度の企業向け試用会が開かれた現地サンフランシスコに赴き、実際にHoloLensを使用した際の映像がある。一体どのような機能が備わっているのか、Ulanoffさんの体験を通して、見ていきたい。

HoloLens頭部に装着し、指でハンドジェスチャーで簡単操作

実際に機器を装着した彼が、部屋に立っている。我々にはただ立っているだけのように見えるが、彼にはパソコンのウィンドウが見えている。HoloLensの操作方法は実に簡単だ。人差し指と親指を動かすだけで、画面をタップすることができる。

検索したいときは、パソコンやスマートフォンと同じように、キーボードで入力することもできる。だがとても細かい動作が必要になるようで、彼は音声検索を使用している。そして検索後に出てきた映像を見て、画面の距離が遠くても機器を直接装着しているためなのか臨場感があることを述べた。ただ、使用中の当人が動くと、映像が見切れてしまう瞬間があることも指摘している。

次に、彼はROOM SYNCというものを試している。彼が頭を傾げて方向を変えてみても、ロゴはその位置を保ったままだ。しばらく待っていると、画面奥にホログラムの人物が現れた。人物は等身大で、近くに行ってみると実際に大きさが把握できる。その後ホログラムはネズミへと形を変え、彼の足元を走り去っていったと彼は説明している。

最後に、彼はソファーに背を預けたリラックスした格好で、4つのウィンドウを同時にチェックし、その便利さに夢中になっている。少しウィンドウの位置が高くて見づらいと感じた場合は、ウィンドウを好みの位置へ移動することも可能だという。

HoloLensの課題

少し見ただけでも、素晴らしい性能が伝わってきた。しかし改善点もある。彼が述べているように、映像のウィンドウが人物の動きによって見切れてしまう部分があることと、キーボードを打ち込む動作をやりづらいことだ。そして、実際に使用している映像を見た限りでは、画面が揺れ動いて、少々安定感にも欠ける瞬間があるようにも思える。使い方によっては、乗り物酔いに近い感じを覚える人もいるかもしれない。

新たな可能性を探っていく中で、様々な課題が見えてくるのは、当然の事だと言えるだろう。今後の動向にも注目したい。

まとめ

装着するだけで様々な操作が可能になるヘッドマウントディスプレイは、もはや現実のものとなった。とはいえ、HoloLensは現在は企業やビジネス向けにのみ発表されている段階で、一般消費者にはまだ普及されていない。だがいずれは、我々も使用する機会を得られる日がやってくることだろう。その日までに課題が解決され、さらに優れた製品へと進化を遂げていることに、期待が高まる。

HoloLens
Microsoft HoloLens | オフィシャル サイト

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