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Microsoft社がHoloLensを使用しSkypeする動画を公開

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電話や手紙など、連絡を取り合う手段はたくさんあるが、近年では、手軽で便利なSNSが急速に普及した。その中のひとつに、Skype(スカイプ)というものがある。インターネットを使用して音声通話やビデオ通話、チャット、そしてコンピューターの画面共有が可能なコミュニケーションソフトSkypeを、日常的に利用している人も多いのではないだろうか。

そんなSkypeユーザーと、ARやHoloLensに興味を寄せる我々にとっては、朗報だ。なんとHoloLensでも、従来通りSkypeを利用できるというのだ。それだけでなく、従来よりも機能的に進化しているという。

より繋がりやすく

HoloLensでSkypeを使うとき、更に便利になった点がいくつかある。

まず、投影される3Dホログラフィックの画面に、相手の様子が表示される点だ。見ての通り、画面は仮想オブジェクトなので、それを表示できるだけの現実空間さえあれば良い。ということは、場所を選ぶことなく自由に会話を始められる。つまり、どのような環境や状況でも、相手と連絡を取り合うことが可能になるのだ。

次に、相手のデバイスに関わらず会話ができる点だ。決して、お互いにHoloLensを装着する必要はない。たとえば相手がタブレット端末を使用していたとしても、機能的には何ら問題はないのだ。ちなみに画面の向こう側にいる相手とは、HoloLensを利用して見ている風景を共有できるシステムになっている。HoloLensを通すことで、より多くの情報を、簡単に共有しやすくなると言えるだろう。

HoloLensの利点

HoloLensの利点が最大限に生かされていることがお分かり頂けることと思う。

そもそもSkypeを利用するためには、ソフトウェアにネット環境、ウェブカメラ、ヘッドフォンにマイクと、様々な条件を取り揃えなければならなかった。昨今スマートフォンやタブレットなどの端末が普及し、いくらか手軽になったとはいえ、やはりそれなりの設備が必要となる。

その一方でHoloLensは、Wi-Fi機能やカメラ、3D音響などのシステムが内蔵された、完全なワイヤレスを実現したコンピューターである。そのため、細々とした設備を必要としない。たとえばこれまでSkypeを利用するのを躊躇していた人でも、気軽に始めることができるのではないだろうか。

ちなみにHoloLensのバッテリーの持ち時間は、2~3時間ほどと言われているが、充電しながら使うこともできるので安心だ。

まとめ

強化現実、増強現実と呼ばれることもあるAR。これまでもARを様々な視点で紹介してきた訳だが、今回のデモムービーでも、ARに秘められた大きな可能性の一端を垣間見ることができた。たとえどこにいても、そしてどのような状況でも、他者との繋がりを持つことが可能になるとは、これまでは考えられなかっただろう。それも、3Dホログラフィックの画面を通じて話をするなどという事は、とうぶん訪れないであろう未来の話だと、筆者は考えていた。

今後HoloLensが浸透し、企業の会議などで使用することで、より生産性が向上することも大いに考えられる。教育現場でも、もっとリアリティのある学びを体験できる機会が増えていくのかもしれない。家族や友人との個人的なやりとりだけに留まらない、様々な面での活用が予想される。

ARを活用していく中でますます重要になってくるのが、プライバシー保護の問題だ。便利かつ誰でも使用できるだけに、気を配らねばならないと感じる。そのような問題点も、意識していきたい。

HoloLensを使用してSkypeで電話してみる

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