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HoloLensで観光するHolo Tourで、ペルーを探索

2017/01/12
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HoloLensで海外旅行を楽しめるHolo Tour。今回は行き先の選択肢の中から、ペルーを探索したレビュー映像をご紹介したい。すべて仮想オブジェクトながら、ペルーの重みある歴史を肌に感じることのできる実にリアルな旅の様子を、完全に没入してペルーの旅を楽しもう!

HoloLensを利用して、観光名所マチュピチュで有名なペルーで旅を楽しもう

HoloLensを使い、観光先をペルーに選択する

部屋の中に、地球の3Dモデルが浮かんでいるのが分かる。HoloTourのスタート画面だ。この映像の撮影者は、人差し指と親指をくっつけるハンドジェスチャーで、次の画面に進んでいる。これはクリックの意味を持つジェスチャーであることが見て取れる。

今回の旅行者は、ローマとペルーの二ヵ所の内から、マチュピチュで有名なペルーをチョイスした。すると地球が一旦消え、アナウンスが流れ始める。旅行者は突然の場面転換に戸惑った様子で、あたりを見回している。注視カーソルの横に、白い矢印が表示されているのが分かる。画面のどこに注目すればよいのか、目線をきちんと誘導してくれるシステムになっているようだ。

HoloLensを使い、観光名所のペルーの歴史を学ぼう!

矢印に従って足元を見ると、太陽をかたどった、金属製の盾が表示されている。歴史深い古代のものだ。こちらもあくまで仮想オブジェクトであるが、さながら本物のように見える。と突然、あたりに風景が広がった。この現場がペルーの南方であること、そしてインカ帝国の歴史などが説明される。

山並みや青空は非常にリアルで、風で舞い上がった砂埃が頬を打つ感触までが伝わってくるようだ。そんな風景の中には、他の観光客やバックパッカーが、自然に溶け込んでいる。彼らの話し声や、吹く風の音までが、臨場感を持っているのが分かる。自分が一旅行者として本当に現地に居ると錯覚してしまうほどだ。

旅行者は最後に、手のひらを上に向けて広げるBloomというハンドジェスチャーをして戻る選択をし、現実空間に帰ってくる。ふと現実に戻ると、これまで体験していた旅が実は仮想の世界であったことに驚くとともに、それだけバーチャルのある世界を実現しているVR技術に感心せざるを得ない。

HoloLensの3Dホログラフィック

Holo Tourが投影されているのは、何ら特別な設備のある施設などではなく、我々が普段生活している現実空間だ。そのうえ、壁は、濃い赤色である。

3Dホログラフィックを投影する際には、白い壁の方が我々の目にも見えやすく、3Dモデルを認識しやすいする向きもある。だが、このように背景が白以外の濃い色でも、何ら問題なく機能していることは、HoloLensが環境を選ばずに使用できるという、機能性の高さを表している。

まとめ

Holo Tourを体感することによって、実際に旅行をしたことがない人でも、まるで現地に足を踏み入れたかのような感動を覚えるのではないだろうか。

もし、いくつか改善点が挙げられるとするならば、ハンドジェスチャーの読み取りが少し遅い点。そして、旅行先の選択肢がまだ二ヵ所に限られている点だろう。ハンドジェスチャーがよりスムーズに認識されれば、より幅広い層に親しまれることだろう。そして今後さらに旅先が増えれば、より深くHolo Tourを楽しめるに違いない。

VRは、この世界を豊かにする技術でもある。Holo Tourで感動を味わった後、実際に旅に出てみたり、誰かと喜びを分かち合ったりすることで、我々の生きる現実をより楽しむ手段としたい。

HoloLens
Microsoft HoloLens | オフィシャル サイト

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