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Hackadayエントリー、消防士専用のARスマートヘルメット

2017/01/14
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拡張現実(AR)のすべての元凶はPokemonGOだ。ARの考え方を180度変えたからである。Hackadayがに掲載するのはゲームだけではない。とても実用性の高いものもある。その中から一つ、消防士専用のARスマートヘルメットで、温度、ガス、煙を検出、着用しているユーザー自身の体調なども調べてくれる代物を紹介。

Hackadayとは

エンジニア愛好家のためのニュースメディア兼コミュニティサイト。ここでの「ハッカー」の意味は本来思ってもいない方法で物やプログラムを構築し動作したときの芸術形式としている。それは高度でもあり巧妙な技術でもある。サイトはすべてオリジナルコンテンツを配信。アイデアや情報の自由を尊重しオープンな交流を促すため常に努力している。ハックのアートを学んでいる人に対し、ありのまますべてを提供する。

Hackaday消防士専用のARスマートヘルメット

消防士専用のARスマートヘルメットの問題

火災の現場では急速へ状況が変化する。また救助に時間がかかりすぎると、命も危険にさらされる。また負傷した消防士を見つけることは、今現在の通信システムでは困難であり、温度条件や火災の進行具合は訓練を積んでいる消防士自体もわからないことがある。また有毒ガスを吸い続けると死亡または障害が残る可能性もある。

消防士専用のARスマートヘルメットの機能

  • WiFi対応のマイクロコントローラ
  • 加速度センサー(ケガや外傷を検出)
  • パルスセンサ(心拍数を感知、生理学的状態を監視)
  • ガスセンサー(死を防ぐため、様々な毒性および非毒性の濃度を感知)
  • 温度センサー(進行方向や移動経路の火災の温度を感知)
  • バイタル状態(生命に危機がせまっているかどうかの判断)
  • FLIR熱画像センサー(赤外線サーマルセンサー)
  • OLED投影ディスプレイ(消防士へフィールド上の関連するデータをオーバーレイ表示する)

火災状況や、温度検出をスマートヘルメットのOLED投影システムで表示することで、温度、ガスの濃度、および消防士のバイタル状態を確認できる。

消防士専用のARスマートヘルメットの未来

今現在のシステムはかなり基本的ではあるが、未来はFLIR熱画像センサーのシステムをAR化することでこのヘルメットは煙を通して、人や物をサーマルセンサーによって感知できる。また無線LANを搭載しており、位置情報を常に発信し、仮に消防士が倒れても、すぐに探知できる。倒れた消防士はGPSを使用し、探せる。非常に画期的なデバイスになっており、Hackaday賞のエントリーに採用、将来とても有望的だと感じた。

消防士専用のARスマートヘルメット まとめ

センサーに特化しており、サーマルセンサーを使用することで人が検知しやすくなり救助の確立も上がる。消防士の命の危険まで判断できる装置もあり、救助活動に必要なものが揃っている。また火災現場のみならず、雪山での遭難者など寒い地域での活用もできる。完成品にはまだ遠いが、それを装着して救助活動に取り組む姿を見てみたい。

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ARスマートヘルメット ARニュース レスキュー

國士舘大学体育大学武道学科卒→商社→セブ留学→独学でWebを勉強→GET AR管理人。ARの可能性に興味をもち、AR大好きな人。語彙はないが、情熱はある人。

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