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ボストンクラブが開発、メガネとデバイスを繋げる 『neoplug』

2017/01/26
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第三回ウェアラブルEXPO、ボストンクラブ

リード エグジビション ジャパン株式会社が主催する第三回ウェアラブルEXPOが2017年1月18日〜20日まで東京ビッグサイトにて開催されました。

取扱品目は、ウェアラブル端末、業務改善ソリューション医療、製造、物流、建設、娯楽、サービス、その他、開発技術としては、AR/VR技術、新技術など。その中で一際、綺麗でデザイン性が高いディスプレイを飾って展示していた株式会社ボストンクラブのメガネとデバイスを繋げる、独自のスライド着脱機構『neoplug』を体験・レポートします。

『neoplug』はメガネに取り付けたデバイスの容易な着脱・交換を実現した独自スライド着脱機構。メガネとしての使用やメガネ型ウェアラブルデバイスとして使用する際の切り替えを用途に応じて簡潔に扱うことができます。

こだわりは、『neoplug』を畳んだ状態のメガネのテンプル(フレームの「つる」「アーム」の部分)にスライドして装着できるシンプルな点。着脱動作をできるだけ簡単にしてユーザーに利便性を提供しています。

株式会社ボストンクラブとは

1984年福井県鯖江市にて創業。大手アパレルメーカー、メガネ商社のODM(委託者のブランドで製品を設計・生産)を中心に活動。世界的なメガネ産地である福井県鯖江市の生産技術を活かし、複数のオリジナルブランドを展開しています。掛け心地とファッションとしてのデザインや新技術革新など、メガネに関する深い研究を重ね、日本の良さを体感できる商品開発を行う老舗企業です。

沿革

  • 1984年 福井県鯖江市に設立
  • 1996年 代表ブランド、ジャポニスムコレクションをスタート
  • 2002年 東京南青山、2009年に東京銀座に説く栄転GLOSSをオープン
  • 2011年 10万回に及ぶ開閉テストをクリアしたネジを一切使わない丁番『ラダーヒンジ(実用新案取得)』を開発
  • 大手IT企業のスマートグラスの開発に関わる
  • 2014年 ストラタシス社3Dプリンター、アーテック社3Dスキャナー導入
  • 2015年 ローランド社 3次元切削機導入
  • 頑張る中小企業子規模事業者300社 受賞
  • 『Cool Design Smart Glass』のグラスデザイン担当(行政+IT+メガネ産地による異業種連携ウェアラブルメガネ)
  • 2015年〜2017年 第1回〜3回ウェアラブルEXPO出展
  • ボストンクラブが開発!メガネとデバイスを繋げる『neoplug』

『neoplug』の提案

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メガネフレーム制作者とウェアラブルデバイス開発者・企業の双方がこの『neoplug』を利用することで、TPOに合わせたメガネフレームデザインと用途に合わせたウェアラブルデバイスの自由な選択が可能になります。

組み合わせが広がることで、様々な業種からウェアラブルプロダクト開発への参加ができます。

ウェアラブルデバイス開発者は特化した機能のデバイスを開発。例えば、カメラ、翻訳、ライト、ディスプレイ、センサー、音楽その他アイデアです。それを『neoplug』を介して、メガネフレーム制作者と結びつけます。

名前の由来

名前の由来は電気のコンセント、プラグの形状、電圧は世界中様々なバラバラで、それが共通化したら便利というところから命名。ウェアラブルメガネは今創世記で今後普及させていくためには、最初の段階でそれを共通化しようと想いを込めたネーミングになっています。

『neoplug』の重量

ウェアラブル事業部プロダクトマネージャーの新保和成氏は「ほぼ重量はないに等しいです。メガネの重さしかありません」と話しています。確かに手のひらに持った感触だと、ほとんど重さを感じず10gもないと思います。

『neoplug』の着脱機構は左右のテンプル部分に装着可能

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同じものを左右どちらのテンプルにも装着できる規格ですが、各ウェアラブルデバイスメーカーで機構を変更できる製品もあれば、できない製品もあります。人によっては利き目もあり、一つのものを左右のテンプルに付けられるが良いですね。右はカメラ機能を搭載したウェアラブルデバイス、左は光を点灯するウェアラブルデバイスといった、一つずつしぼったデバイスもカスタマイズもできます。

開発するにあたって苦労したこと

「誰でも簡単にできるようにすることで、いろんなパターンのサンプルを作って最終的に行き着きました。それがメガネを畳んでそこからスライドして掛けているときは落ちない構造がベストだとわかりました。その開発に苦労しました。誰でも簡単に装着が可能になり、究極にシンプルな構造です。そこに行き着くまで2年かかりました。ある程度は完成しましたが、まだまだ満足はしていません」と同氏は語っています。

『neoplug』の今後の展開

同氏は「すでにウェアラブルデバイスメーカーが興味を示しています。ウェアラブルデバイスが装着する『neoplug』と規格を共通化して、小さくても良いのでプラットフォームを作る予定です」と述べました。

ウェアラブルデバイスメーカーやメガネメーカーが増えていくと、より着脱の『neoplug』をメガネのテンプルに装着したウェアラブルデバイスを誰でも買いやすくなります。使わないときは外して、必要に応じて付け替えれる用途によるデバイスが良い。それによりコンパクトさが実現できたり電力消費も少なくて済みます。

色々なIT企業や家電メーカーが単眼型のウェアラブルグラスを作っているが、行き詰まるのはメガネの特殊なアイテムで人の顔は千差万別なので、かけよし、スタイリングするっていうのはすごい多品種になってしまいます。家電メーカーの考え方は一品種大量生産型で、メガネを一品種大量生産型だと持っていくのは難しいです。

まとめ

メガネメーカーなりにどういったものが、今後のウェアラブルデバイスの普及につながるか、その提案が『neoplug』です。着脱の機構を共通化し、プラットフォーム化して各デバイスメーカーが自由につけ変えれます。この企画を使って、様々なメガネメーカーが参入できます。この『neoplug』着脱機構の規格を共通化したプラットフォームは、眼鏡メーカーならではの製品です。

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