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CycloがサイクリングにARを活用し、より安全にする動画を公開

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Cycloがvimeoでサイクリングの動画を挙げている。しかしただのサイクリング動画と思うなかれ。このサイクリングには「安全」が拡張してあるのだ。簡単に言えば視界にAR技術を駆使して「安全」が拡張してあると言っていい。「安全を拡張?」という人はまずは動画をご覧あれ。

ヘッドセットにカーナビを

動画では、自宅のガレージから始まり、湖(海?)までサイクリングする様子がサイクリングをする本人視点で進む。しかしその本人の視点から見える物はいつもと違う。そう、AR技術を駆使する事により様々な情報が「拡張」されて見えているのだ。その情報をざっと上げると・・・・

  • 電池情報(カメラかゴーグル)
  • 日時、天候、時間
  • 心拍数
  • 目的地までの距離
  • GPS
  • 危険予測ナビ

まるで車のカーナビのようであるが、この映像はカーナビなどではなく実際に自転車に乗っている人間がそのまま見ている映像である。その中でも特筆すべきは危険予測ナビであろう。動画では標識(一時停止)、対面から接近してくる対象物(通行人、同じ自転車)、設置物(カラーコーン)、それらに対し注意を促すナビが乗り手の視界に直接掲示されるのだ。更に驚くべき事に、振り向いた時に後ろにいた自転車に関しても注意するように掲示されるというのは目新しい。

筆者も最初は単なる自転車に乗りながら撮影したVTRのような物とも思ったのだが、実際はAR技術を駆使した「安全を拡張した」サイクリングである事に疑いは無かった。各種の情報だけを見ればそれほど感じる物は無かったのだが、心拍数や危険予測ナビまで見えるというのはAR技術の賜物であると言えるだろう。

まとめ

自動車のカーナビにも危険ナビのような物はついているが、どうしてもカーナビの方を見なければならず、つまりは運転中に見ている物の外を見る事になり必ずしも注意喚起という点で完璧であるとは言い難い。しかし今回の動画のように、自分の運転中に見ている風景そのものにそれらが見えてくるとなれば、何よりの注意喚起となり、安全という点においてかなりの効果があるのではないだろうか?

ただ、今回の動画だが疑問点もあった。何台か自転車や通行人を追い越しているのだが、乗り手に接近しているのにも関わらず危険関連のナビは見えない。だが、対面からくる通行人や自転車に関してはナビが見える。どうもただ接近するだけでナビは見えるという訳ではないらしい。どちらも乗り手に接近してるので注意はするべきだと思うのだが・・・・

注意喚起という点でサイクリングの安全面に大きく寄与すると思わせるだけの物を見せてくれた今回の動画、もといAR技術の今後から目が離せない。

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