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ARとは何か?スマートヘルメットを開発するDAQRI CEOが語るVR/AR/MRの概念

2017/03/07
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DAQRI CEOのブライアン・ムリンス氏の前にAR表示された画面が表示されている写真

ARスマートヘルメットを開発製造している企業、DAQRI CEOがYoutubeでVR/AR/MRの概念についてわかりやすく話していたので、文字に起こしてまとめた。

こんにちは、ブライアン・ムリンスです。私はDAQRIの創設者兼CEOで、私は今日VR/AR/MRについて話したいと思います。

AR/VRは全く新しい視覚的コンピューター媒体

AR/VRといった概念を、全く新しいコンピューティングとして見るのがとても重要だと思っています。複雑に聞こえるかもしれませんが、実際は視覚的コンピューター媒体のようなものです。コンピューターの歴史を見ていくと、最初はスクリーンがありました。小さいスクリーンから始まり、どんどん大きくなり、今度はまた小さくなり、携帯電話やタブレットのような持ち運び可能なサイズになりました。しかし、コンテンツをどう見るかはスクリーンの形で決められてきました。VRやARを使うと、情報との関係を再定義し、視覚的コンピューター媒体を創り出すチャンスとなります。それは、情報を現実の世界に置くということです。VRは人を完全にバーチャルの世界に閉じ込めるものです。そして、ARは今いる世界に情報を追加するものです。

VRは自ら入っていく世界、ARは共に行動する世界

昨今、VRの世界はたくさん存在しています。人はVRに集中し、異空間、管理された環境にいます。これはコンピューターの世界に入って、デスクトップの前に座ってキーボードとモニターを使って体験する感じです。ARは外に出て、自分と一緒に情報を連れて行く感じです。つまり、VRはデスクトップPCのようで、ARはモバイル機器みたいなものです。それを念頭に置くと、こういうタイプのインタラクティブなものはARに向かっていくと考えるのが自然な進化です。それは私たちと共にあり、私たちとともについてくる。

現在ARと言っているものが、過去にMRと言われていた

さて、ここで次はMRとはなんだという話になります。この業界では以前、全てのARはMRと呼ばれていました。ネット上でDAQRIの2010年から2011年頃のコンセプト動画を見ると、今見ればとても陳腐な表現で「DAQRIで現実をミックスしよう」と言っていました。ドリンクを比喩表現に使い、色んなレシピで色んなブレンドを楽しもう、みたいなことを言って。それは楽しかったですけど、この業界はそこから違う方向へと進んでいきました。そして、私たちはこれをARとして考えるようになりました。

良い経験ができれば名称はあまり関係ない

最近、競合他社を見るとMRとARは違うものだと捉えようとしている会社もあって、時折MRは違うタイプのARだと耳にすることもあるかもしれませんが、本質を見れば私は違うと思います。これらは全て視覚的コンピューティングの一例であるという点を忘れています。長い目で見て、これは重要なことでしょうか?そうでないことを願っています。事実、私たちが技術を正しく認識して、みんなが良い経験をするならば、それらをVR/AR/MRとか呼ぶことは、インターネットを情報の高速道路と言ってしまうようなものです。私たちはそんなことはしません。ただ、それは私たちのデバイスでスゴイことをするだけのことです。

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