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【CEATEC2016 イベント】ARアプリ開発キットを提供するNAVI MICHAELを体験レポート

2017/03/08
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NAVI MICHAELの動作写真

エレクトロニクスショー、CEATEC 2016が2016年10月4日から7日まで、幕張メッセで開催された。今年からは先端技術・イノベーションを重視した展示が増えている。ロボットやIoT、AIが目立つ中で、ARアプリ開発キットを提供している、NAVI MICHAEL(ナビマイケル)というタイトルのブースがあったので、体験してきた。NAVI MICHAELはARをiOSやAndroidのアプリで使用できるようにするSDKツール。出展企業は、株式会社写真化学のメディアカンパニージオサイエンス事業部。衛星写真著作権のライセンス業務、航空写真、映像に関する事業全般、地理情報システムに関する研究・開発・販売など、多岐にわたって事業を拡大している企業である。

AR開発キット、NAVI MICHAELの3つの特徴

カメラ映像に重ねてルート表示をすることで、言語が違う訪日外国人にも進行方向と道筋を案内することが可能。目的地までの距離をリアルタイムで表示し、今現在歩行している方角までわかる。スマートフォンで地図を自分の目で閲覧し、下を向きながら歩く行動を防ぎ、スマートフォンをAR表示にしてかざしながら歩けば、比較的前の見ながら歩行できる。地図を読む、地図上の場所を探す行為もなくなり一石二鳥だ。

1. スマートフォンを寝かすと地図ナビゲーション、立てるとARナビに


スマートフォンを寝かすと地図ナビゲーションに。スマートフォンを立てるとARナビゲーションになる。リアルタイムで反映し、時差は0秒に近い。

2. かざす方向を間違えた場合、目的地へ向かう矢印(コンパス)が正しい進行方向を表示し、正しいルートにリアルタイムで反映


どこをかざしても、正しい進行方向を表示して、正しいルートを即座に示す。観光地やアミューズメントパークなど利用できそうだ。

3. 広告や告知、クーポンなどの関連した情報や、進行方向だけの表示もできる。


画像や写真などをスマートフォン上の画面に映し出し、広告や告知、クーポンなど、現在地やカメラ方向に関連した情報を表示。タップすると情報が取得が可能。進行方向と矢印(コンパス)のみを表示し周りの情報はOFFにする機能もある。

電池持ちを気にする人であれば、進行方向と矢印(コンパス)のみを表示し周りの情報はOFFにする機能を使い、進行方向だけを表示しよう。

AR SDKを使い、今後出てきそうなARアプリ事例5選

1. トイレの場所を教えてくれる、ARトイレマップアプリ

観光地で用を足したいけど、トイレの場所がわからない。でも恥ずかしくて、トイレの場所が聞けない。そんな時に使えるトイレマップアプリ。オンラインで地図情報を取得して、一番近いトイレの場所を割り出し道筋をAR表示してくれるサービス。観光地では、トイレの場所が限られてくるため、便利なアプリだ。

2. 登山情報を提供する、AR山岳と高原地図アプリ

コースや水場の位置、高山植物、登山道のAR表示、状況など、登山情報を提供。遭難した時にも利用できる。山ではWiFiや電波が届かない可能性があるため、事前にダウンロードしてアプリを保存。電波の届かない場所でもGPSで現在地がわかる仕組みだ。登山記録できる登山家必須のアプリ。

3. 乗り換え電車の案内や発車時刻、遅延情報がわかる、AR乗り換えアプリ

新宿駅は超複雑迷宮とも言われている、1日平均乗降者数は約342万人と世界一多い駅。この数字は横浜市の人口に匹敵する。 年間の乗降客数は約13億人で、中国の人口に匹敵する規模だ。迷宮『新宿駅』ダンジョンというゲームまである。初めて来た人にとって電車乗り換えはとてもじゃないけど難しい。駅攻略アプリを使うと、次の乗り換え電車までARで案内し、発車時刻や遅延情報までわかる有能なアプリだ。

4.次に乗りたいアトラクションまでの距離と時間を表示する、ARアミューズメントアプリ

某アミューズメントパークでは広大な敷地なゆえ、アトラクションから次のアトラクションまでの最短ルートがわからない時がある。入り口かと思った箇所が出口だったり、せっかく来たのだから、効率よく動きたいはず。そんな時はARアミューズメントアプリを使おう。AR表示で次の乗りたいアトラクションまでの最短ルートや、目的地までの時間と距離を表示。混雑具合も同時にチェックしてくれる。空いているアトラクションから楽しもう!

5. どこに何が入っているかがわかる、AR倉庫管理アプリ

倉庫には顧客に配送する商品がある。どこに何が入っているかは、そこに設置した人だけがわかる。設置した人以外はわからない。倉庫管理アプリを使い、商品名を検索すると、一発でどこに何があるかをAR表示し案内し、確認でき、配送にも手間がかからない。

まとめ

避難誘導検証訓練が2014年に京都で防災訓練が行われた時に、ARによる避難誘導は使いやすいという評価を受けたことがあるNAVI MICHAEL。ARアプリを開発している企業は少ない。AR SDKを提供している企業は世界的に見てもっと数少ない。数少ない企業だからこそ、貴重な存在であって欲しい。今後AR市場の成長を支える企業になって欲しいと願う。

NAVI MICHAEL
NAVIMICHAEL(ナビマイケル・AR)

2016年10月11日 追記
ナビマイケルはTwitterアカウントを所持しているので、ぜひフォローをしてほしい。

ナビマイケル (@NAVIMICHAEL_AR)

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