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【CEATEC2016 イベント】三菱電機の車載3Dヘッドアップディスプレイを体験レポート

2017/03/08
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ceatec2016で三菱電機の出展ブースの写真

CEATEC 2016のイベントが、10月4日より7日までの期間で、幕張メッセで開催され「社会」「街」「家」「CPS(Cyber Physical System)/IoT」の4テーマごとにエリアを分けて展示。

その中に、ひときわ大きいスペースのブースがある三菱電機株式会社(Mitsubishi Electric)で、3D ARヘッドアップディスプレイ(以下3D HUD)の体験をしてきた。

三菱電機は、多くの産業用電気機器で日本国内トップシェアで、日本の総合電機メーカー。大手重電3社の一角でもある。

その三菱電機の中でも、ひときわ目立つ3D HUDに、長蛇の列がなしていたのでご紹介。三菱電機が開発した3D HUDは従来品と比べて改善されている。3D HUDに関する製品部品などの情報(パンフレットなど)はなかった。

特徴はヘッドアップディスプレイ上で3D表現が可能に

裸眼3D液晶技術と工学設計技術を利用し、ヘッドアップディスプレイ上で3D立体視表現が可能になり、ドライバーから10mを超える所まで3D表現が可能。

表示情報に応じて、様々な奥行位置に映像を認識させることが可能。現実世界に反映されている情報は、対象までの距離に応じて、立体表示位置を変更が可能になった。運転者にとってわかりやすい表示を行える。

視認性についての簡易評価を行い、従来品に比べ、ヘッドアップディスプレイの表示注視時に、より視線と注意が遠方化する可能性を見出す。

また従来品と開発品の比較をし、8m先の液晶に瞬間掲示される対象物の認識率を調査した。改善に改善を重ねた結果、HUDの視認正答率はおおよそ71%に対して、3DHUDの視認性の評価は3D HUDは83%と12%も向上した。

体験レポート

三菱電機3D HUDの写真

3Dヘッドアップディスプレイの前に立つと、3D HUDに何も表示されていない。腰を少しだけかがめると、緑色の文字で2本の線が1本に重なるように頭の位置を調整してください。と表示されている。

コンパニオンのお姉さんが「2本の線が1本に重なるように頭の位置を調整してください。次に、ヘッドアップディスプレイの中にある(2)という数字が(1)より大きく見えるように頭の位置を調整してください」と、説明をしてきた。頭を前と後ろに揺らして、調整しているとお姉さんが「頭を前後にして調整するのではなく、左右に揺らしてみてください。」と言われたので左右に揺らすと、(2)という数字が大きく表示。左右か前後はどちらか説明してほしい。

スタートするとこのような画面だ。後ろの背景が黒なのは気になる。列に並んで待っていたとき、斜めから見ていたが、3D HUDは黒の背景に表示されていなかった。運転者だけが見える設計だ。


おそらく走っている場所は高速道路。600mをきったところでビックリアイコンマークとSLOW DOWNのマークが表示。

高速道路を下りるときの出口か休憩所、または料金所に到着するのか。距離を見ると徐々にスピードが落ちているのがわかる。おおよそ30秒でデモは終了した。

まとめ

三菱電機は、その高い技術でHUDを3D HUDにすることで、運転環境を改善し、ドライバーの安全性を守る。開発には、技術的なことが必要になる。内外側センサーの有無、的確な車両位置、方向、3D、投影表示、モニターでドライバーの情報を計算し、正確なアルコリズムの設計や道路情報を取得する必要性だ。これをクリアしてこそ3D HUDの市場が見えてくる。日本を代表するメーカーに3D HUDの分野を引っ張ってもらいたい。

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三菱電機 3D HUD
3Dヘッドアップディスプレイ - 三菱電機

2016年10月11日 追記
車載ARヘッドアップディスプレイやカーセンサーアクセサリーを開発、販売している企業、E-LEAD社のブースがあった。E-LEADは投射型と反射型の車載ヘッドアップディスプレイを開発。投射型のSmart HUD2は6,990台湾ドル(日本円で約23,000円)反射型のSmart HUDシリーズは7,200台湾ドル(日本円で約23,700円)から販売している。

2016年10月11日 CEATEC2016関連記事 追記
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