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【CEATEC2016】EPSON社のARスマートグラス MOVERIO「BT-300」を体験レポート

2017/03/31
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ceatec2016 EPSONのブースの写真

2016年10月4日~7日にかけて千葉県・幕張メッセにて開催されていたCEATEC 2016にてエプソン社は、大型プリンター、オフィス制紙機、ビジネスプロジェクター、GPS搭載ウォッチ、産業用ロボットなど数々のテクノロジーを飾って出展。

中でも同社のARスマートグラス MOVERIO「BT-300」の体験ゾーンに行列をなすほどの人気でした。同製品の体験レポートをご紹介します。

ARスマートグラス EPSON MOVERIO「BT-300」とは

EPSON MOVERIO「BT-300」は、コントローラーと本体がセットとなったウェアラブルデバイスです。独自開発の有機ELディスプレイを採用しました。軽量化、高輝度、高コンストラスト、高解像度、高画質化まで実現し、「表示枠を意識させない映像表現」が特徴です。

「BT-300」の販売価格は同社オンラインストアで、8万3280円(税別)。2016年11月30日から国内発売予定です。「BT-300」はAndroid 5.1を搭載したARスマートグラス、MOVERIOシリーズとしてシリコンOLEDディスプレイを採用し、視野内で映像・情報が境目なく一体化した表現を実現しています。

ARスマートグラス EPSON MOVERIO「BT-300」を体験レポート

ARスマートグラス EPSON MOVERIO「BT-300」の重量や装着時、カメラ機能、コントローラー性の向上などに分けて、ご紹介します。

一般的なメガネと比べて、装着時の重さは変わらない(わからない)

EPSONスマートグラスBT-300とスマートヘルメットBT-2200の写真

従来モデルBT-200の重量は88g。「BT-300」は前モデルと比べ、20%減の69gに軽量化させました。一般的なメガネの3g〜30gと比べると、やや重量はありますが、短時間装着した感想は、「ストレスを感じることなく使用できる」です。30gも69gもどちらが重いか軽いか、装着時には変わりません(わかりません)。

この程度の重さであれば、ソファに座り、背もたれに寄っかかったり、寝ながらでも問題なさそうです。映像輝度(明るさ)の設定もあるため、暗い場所であれば最暗度に設定にすれば、眩しくありません。

装着時の圧迫感がない

EPSON MOVERIO BT-300の写真

BT-200に比べて、「BT-300」は重量配分やテンプル「つる:耳にかける部分」の形状の見直しなどにより、装着性を向上。装着した時は、圧迫感がなく、メガネのようにかけられます。

カメラの画素数を大幅に改善

EPSONスマートグラスBT-300の真っ正面からの写真

搭載されるカメラ(テンプルにつながるフロント「メガネのレンズの部分」の左端部分)は、BT-200では30万画素に対し、「BT-300」では500万画素に大幅に強化。より鮮明に映像が映し出されます。

スマートグラスから映し出される映像は、動画の再生のみ

映像は視界の中央に表示され、映像表示以外の視界外は、現実世界の風景が透過して見えます。両眼はシースルーなので、映像を楽しみながら同時に周囲の状況もチェック可能。肉眼では鮮やかな印象を受け、文字(右の写真:HONDA EPSON)もしっかり判読できます。暗い部分が背景を透過し、スマートグラスの外側から内側の映像は見えません。

コントローラーの操作性の向上

コントローラーの仕様では、タッチセンサーを搭載し、操作性が向上。操作方法は、有線で接続するコントローラーで行い、タッチセンサーによるカーソルキーとトラックパッド、タスクキーと音量キーや電源キーがあります。バッテリーはコントローラー側に内蔵されている仕様です。

まとめ

マイクロソフト社が提供しているHoloLens(ホロレンズ)のように、前面のカメラのジェスチャーフレーム内で手を認識し、手のポーズや指の動きで入力が可能かと思いましたが、ディスプレイ部に表示されている映像を見た体験でした。

装着した時、重量は感じられませんでしたが、肉眼とレンズの距離が少し遠かった印象です。一般的なメガネと比較すると、レンズから見る視界はほとんど同じでしたが、見た目を重視して外出時に装着したいかと言われると迷います。業務用なら問題ありませんね。ARスマートグラスはこれからの日常生活や仕事で、必要不可欠な製品になっていくでしょう。

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関連サイト
スマートグラス
エプソン

追記
CEATEC 2016のイベントは数々の企業が製品を出展していました。台湾E-LEADの車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)、三菱電機の車載3D HUD、リビングスタイルのGoogle Tango搭載のARアプリデモ、海外製品販売代理店美貴本のスマートグラス、Vuzix「M100」を使用したLIVE中継グラスライブ・コネクトなど。

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