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日常が変わる!メガネ型スマートグラスcastARが凄い

2017/01/28
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コンピューターゲーム会社の2人のエンジニアによって設立されたcastAR社が開発したメガネ型スマートグラス『castAR』。一般消費者の生活はどう変化するのでしょうか?さまざまなメガネ型スマートグラスが発表され、まさしく戦国時代の様相を呈してきた拡張現実(AR)/VR業界ではありますが、その中でもこれは他にはない独自性を秘めています。

castARで見る、3D建築物

設計図にある建築物を3Dモデルとして現実世界に拡張。3Dモデルはなかなか精密で、設計図を見るだけでは想像しにくい部分までもわかるようになっています。従来のマーカーレスのARではCGが不安定に揺れたり、消えてしまうなどの問題があったがcastARのメガネ型スマートグラスはそれを可能にしています。

3Dデプスセンサー(赤外線を照射して反射するまでの時間で対象物との距離を測ることができ、自身の位置と周辺の状況を3次元的に把握)やエリアラーニング(空間を記憶することがこの自然な合成を実現させる)が備わっています;

建築物の3DARモデル

castARのVRゲーム

プレイヤーが完全没入してダイナミックにアクションゲームを楽しむことも可能です。もちろん、卓上でやるような小さなシミュレーションゲームなどもできます。そういった操作には付属のモーションコントローラーが付いており、そちらで操作することが可能です。

castAR2

動画閲覧など

パソコンやスマートフォンのように使うことも可能。動画閲覧やブラウザによるインターネットサーフィンもできます。まるで自身の机の上に直接拡げるような感覚で使用が可能です。

パソコンと繋いでパソコンのように使用が可能

castARの操作性

上述した機能のこともあり、操作には専用のコントローラーを使います。HoloLens前面のカメラで手の動きを認識するセンサーは搭載しておらず、少し操作性という点ではHoloLensより劣る点もあるかもしれません。しかし、それを補うためなのか操作関連の周辺機器がいくつも企画されています。スマートフォンなどの様々なデバイスと連動する機器やプロジェクターで映し出した映像を操作するための機器など多岐にわたります。

まとめ

視界の共有という部分はメガネ型スマートグラスを開発する上で重要な部分であります。他の機種は自身の視界、見ているものを同じく使用している人間と共有することが可能でした。ですが、視界の共有という点を考えるとある意味不十分であるといえます。使用している人間同士でしか視界が共有できないというのは、日常生活において不便なところも出てくると思います。メガネ型スマートグラスのディスプレイ越しに見ている映像が、メガネ型スマートグラスを装備していない完全な第三者でも見ることが可能です。この部分は非常に大きなセールスポイントでありcastARの持つ大きな武器だと思います。視界の共有という点では他のスマートグラスにはない強み、間口の広さを持っています。

各社がこぞって開発に乗り出し、さまざまな特徴を持ったものを考案。castAR社のスマートグラスも独自の特徴を持っています。AR業界は戦国時代と述べましたが、果たしてどんな特徴のものが天下を取るのであろうか。今後の動向が楽しみです。

2017年1月16日追記
castARは雇用に力を入れていて、その分野で活躍する有名人を次々に採用し今年2017年ローンチを目指しています。

castAR、元EAチーフマネージャーやCITY VILLE開発者をCEOに任命

castAR、新しいスタジオを設立し、ディズニーインフィニティ開発者を人材雇用

castAR、新たな人材を登用しARスマートグラスの2017年ローンチを目指す

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