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BIONDが公開したAR技術を生かして考える医療の未来

2017/01/14
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スペインに拠点をかまえる企業BIOND(Science & Communication Visualizing life)は3Dアニメーションやイラスト科学の専門にしている。その企業がAR技術により制作した心臓のデモを動画として挙げている。1分も無いという非常に短い動画だが、拡張現実(AR)に関して非常に重要な動画だ。

BIONDが公開した拡張現実(AR)技術を生かして考える医療の未来

【医療】BIONDが公開した拡張現実(AR)技術を駆使して再現される心臓

動画には、AR技術を駆使して再現された心臓の映像が映し出されている。心臓のイラストの真上の空間を携帯端末を通して見ると、実物大の人間の心臓の3Dモデルが出てくるという寸法だ。更に心臓のイラストが描いてある紙を動かせば、別の角度から心臓モデルを見る事も可能となっている。更に動画はこれだけに留まらず、PC画面上の心臓のイラストからも心臓モデルが見れる様子が映し出されている。心臓のイラストはただのイラストでは無く心臓の3Dモデルを表示させる特殊なイラストである事がわかる。

【医療】BIONDが公開した拡張現実(AR)技術の動画をなぜ紹介したのか?

今まで様々な拡張現実(AR)技術に関する動画やニュース等を紹介してきたが、医療に関する動画というのは今回が初めて。他の紹介動画に比べると、いささか地味、3Dの心臓のモデルを挙げるだけの動画となっており、他の記事と比べてもいささかインパクトに欠ける。

ただAR技術に関してこれは凄いとかこれはカッコいいと説明するのであるならば、恐らくはゲームやアトラクションの様な娯楽関連、わかりやすく説明出来る動画等を紹介する方が良いだろう。今回の動画は医療業界、人の命に関連する事に関して非常に大きな意味を持つし将来性を持つ。

BIONDが公開した拡張現実(AR)技術は医療分野にどう発展させていくのか?

実はAR技術が2000年代に入って大幅に発展していくとなった時に欧州の医療業界がこの技術に注目した。そしてこれらの技術を医療にどう生かすかという研究も医療業界で進められ、今現在では一部の医療関係でも実用レベルの段階にまで来ている。特に応用されたのは外科手術関連で外科手術の助け、特に外科手術におけるリスクの軽減、患者への負担の軽減の補助に大きく寄与すると言われ一部の技術は既に導入されもしている。

動画の技術というのは、医療分野に照らして考えれば基本技術のようなものだ。しかし考えてほしい。もし実物大の患者の心臓を再現できたとすれば、様々な事に応用出来、本来患者に直接行う必要のない施術等をせずに済む、3Dモデルでシミュレーション出来ると考えれば今回の動画の意義のような物がわかっていただけるのではないだろうか?

BIONDが公開した拡張現実(AR)技術を生かして考える医療 まとめ

AR技術に関しては様々な業界が注目してはいるが、特に医療業界はこの技術に一際注目しているとされている。今はまだ一部導入という事になっているが、それは恐らく信頼性の問題であろう。AR技術の発展はこれから更に加速すると言われているが、これらの技術を医療に完全に浸透させるのはいつの事になるのか、注目していきたい。

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現在修行中のフリーライター。主に娯楽関連が得意分野です。AR技術が娯楽業界に如何なる影響を与えるか非常に興味を持っています。