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Google Glassを使用し、自閉症の人たちに感情を知らせるAutism Glass

2016/12/20
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自閉症を持つ人たちの生活の質を向上し手助けするために、スタンフォード大学は神経発達障害を持つ人々が、感情を理解する、オーティズム・グラス(以下Autism Glass)プロジェクトに取り組んでいる。まさにそれは社会手がかりを渡すかのようだ。

自閉症を持つ人たちは、相手の顔の表情や感情を読んで理解するのが難しい。Google Glass上で動作するAutism Glassは自閉症の人の能力に影響を与える。学校や職場で、自閉症たちの生活を健常者と同じにすることを目的としている。

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Google Glassを使ったAutism Glass

スタンフォード大学の研究者らはGoogle Glassのカメラで、相手のアクションと人物の表情を記録でき、情報を収集し同期されているAndroidデバイス上のAutism Glass Appに表示する。

Google Glassを使ったAutism Glassで、人の表情を読み取りテキストでAR表示

データを受信した後、Autism Glass Appに埋め込まれた人工知能は、動きや表情を読みとると、喜び、怒り、悲しい、楽しい、うんざり、興味を持つ、といった人間の感情に基づき、それらをファイリングし表示する。装着している人は、Google Glassの右上に小さな画面を経由して、感情的な手がかりがAR表示されるのだ。

Google Glassを使ったAutism Glassは、Googleプラットフォームを使用

チームはまた、iOSアプリ用のAutism Glassを開発中だが、今のところテスト段階のためGoogleのプラットフォームを使用している。自閉症の人たちはGoogle Glassを着用し、家族や医療介護者が後で評価ができるように、ビデオをAndroidデバイス上に記録され保存される。

Autism Glassは大手メディアが報道、すでにテストが行なわれている

2年間でこのプロジェクトは開発され、Autism Glassは100以上の子供たちにテストされ、家庭内試験では24組の家族にテストしてもらったと2016年9月22日にCNBCが報じている。

2012年4月4日に打ち上げられたGoogle Glassプロジェクトは、ARを利用したヘッドマウントディスプレイであると大手ガジェットニュースメディアMashableが報じている。プライバシーを侵害する最新機器として知り渡ったGoogle Glassだが、スタンフォード大学の研究チームは、自閉症スペクトラム障害(ASD)を持つ人々のために関心を集めようとしているとも報じた。

引用元
A new use for Google Glass: Helping children with autism understand emotion

Google Glass app helps kids with autism see emotions

2016年12月20日追記
米ポピュラーサイエンス誌によると、ARスマートグラスのGoogle Glassは家庭用商品としてだけでなく、現在救急医療の現場における遠隔治療として、注目されている。

Google Glass、救急医療現場でより正確な治療や判断を可能に

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