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ARイベントAugmented World Expo 2016 in ASIA、中国企業他・ブース12社まとめ

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Augmented World Expoの会場内のタイトルと出展企業名が掲載されている看板

2016年9月24日、25日に中国西安の都市之门で行われたアジア最大のARイベント、Augmented World Expo 2016に行ってきた。AR開発関連企業12社を挨拶や名刺交換をし、それぞれ企業の製品を体験し写真や動画を撮影。ARに関する製品を体験できるブースもあったが、アドバイスを提案するのみの企業も多くあった。

1. 宣伝用アプリ開発の一点資迅

本社が中国北京にあり、主に企業広報に用いる宣伝アプリを開発している北京一点网聚科技有限会社。ユーザーの要求に応じ、ニュースなどの宣伝コンテンツを作成。ユーザーへアドバイスサービスも行っている。

2. アルゴリズムを開発するJoinPad

augmented world expo asia JOINPADブースの写真

イタリアのミランに本部を持つ、最先端の認識アルゴリズムを開発する企業。ARに関する業務は主に ARソリューション事業やARの認識に関するアルゴリズムの技術的サポートを提供する。

3. ARソリューション事業を展開するPikkart

イタリアに本部を置き、世界12ヶの独自にAR SDKを有する企業。主な業務内容としてARソリューション事業へ注力しており、技術の提案などもサービスとして提供している。

4. 各種ARコンテンツの開発をメインにしているSight Plus

Sight Plus(視+AR)は中国上海に本社を持つ企業、各種ARコンテンツの開発をメイン業務としている。現在の提携企業としてはPerfect World、Mercedes-Benz、Samsungなどと連携している。

5. ARスマートグラス、ARブラウザ、SDK開発やサービス提供を行っている企業、HISCENE(亮风台)

中国上海、北京広州に支社を持つ企業。主にARスマートグラス、SDK、クラウドなど製品開発やサービス提供を行っている。独自で開発したARブラウザ、「幻鏡」にはユーザ―が楽しめる仕様がある。現在企業連携としてアメリカMEITUや中国GGV CAPITALから融資を受け入れている。


Augmented World Expo 2016 in China AR距離認識技術でカメラとカードの距離を瞬時に算出

HISCENEが展示したAR距離認識技術。いくつかのカードをテーブルの上に並べ、それをカメラで写すと、パソコン画面上に反映する。パソコンでARソフトを用い、即時、各カードの間の距離を自差なく、リアルタイム算出することが可能。カメラが写せる範囲であれば、どのようにカードを並べても即時に距離認識ができるのが特徴である。

6. AR/VRスマートグラスに関する光学設計、研究開発及び生産をしている、北京耐徳佳(NEDPLUSAR)

北京に本部を置き、2015年にアメリカアリゾナ大学と北京理工大学、中国国家科学院の博士グループにより立ち上げた企業。会社は主にAR/VRのスマートグラスに関する光学設計、研究開発及び生産を従事している。提携する企業は現在ZTE、LENOVOの他、HISCENSEや中国国家公安部なども該社の製品を採用している。

7. AR/VRのビデオ作成、マルチメディアの技術サポートを行う、seeklight

西安に本部を持ち、主にAR/VRのビデオ作成、マルチメディアの技術サポートを行う企業。AR応用サポートやアドバイスなども行っている。提携企業は西安都市建設デザイン研究院、上海VW、陝西省古代建築研究院など、様々な実績を誇っている。

8. スマートデバイスをプラットフォームとし、AR開発をしている触景

2010年に北京で設立され、AR技術及び製品開発に集中している先端技術の企業。従来、SENSCAPEはスマートデバイスをプラットフォームとし、ARに関する開発を行っている。現在の連携先としてはアメリカQualcomm、China Unicomなどがある。

9. AR教育をはじめ、ARコンテンツを開発している、GALLANT

augmented reality expo asia 金花戈藍文化会社ブースの写真

GALLANT(戈蓝) GALLANTは中国西安市に本部を持ち、AR教育をはじめ様々なARコンテンツを開発している企業。現在の提携先として、information engineering research、AR in China、Unity、Qualcommなどがある。


Augmented World Expo 2016 in China タブレットにインタラクティブ表示する絵本

様々なコンテンツを有するGallant社は教育に関するARを展示。カメラが装着されているスマートデバイスを絵本の上に置くと、絵本の画面がデバイスのディスプレイにインタラクティブな表示がされる。事前にARアプリがインストールされたデバイスから絵を認識し、ディスプレイに移された画面を指でタッチすると、隠された動画が表示されるようになる。「このようなことで、子供が楽しみながら勉強できると期待しています」と責任者から解説されている。

10. Tencentグループに所属するTencent Gad

augmented reality expo asia tencentブースの写真

TENCENTグループに所属するTENCENT GADゲーム開発プラットフォームは主にARに関するゲーム作りをはじめとし、ゲーム開発者を一から教育する業務も様々なサービスとして提供している。本社は北京に置かれている。主な提携企業は現在Microsoft、Vive、EGRET ENGINE、H2COLLEGEなどがある。

11. ARソフトウェアメーカー、幻眼

中国厦門に本社が置かれており、2014年に設立されたARソフトウェアメーカー幻眼(EYESAR)。企業向けARのソフトウェア開発、技術的サポート及びアプリ開発。現在の提携先としてXIAMEN AIRPORT、CHINA POST、SEPTWOLVESなどが挙げられる。


Augmented World Expo 2016 in China スクリーンを活用した参加型・体験型ARゲーム ゲームプレイ

スクリーンを活用した参加型・体験型ARゲームを展示。ARアプリを事前にスマートテレビにインストールし、人がテレビの前に立ち、右手を斜め方向へと伸ばすと検知される。ゲーム開始時には「ゲームを開始してもいいですか?」と表示される。筆者(通訳担当者)も実際にやってみたが、手を動かすと、テレビにある手も同じように動かし、手をサイコロを握ってお碗に入れるとテレビも同じな動作でサイコロをお碗に入れる。そして、サイコロが自動的に回し、出た数字が4より大きいであると、テレビの前にいる人の写真を撮影するとの仕組みである。


Augmented World Expo 2016 in China スクリーンを活用した参加型・体験型ARゲーム 写真撮影

カメラを介してテレビに動作が反映していると思ったが、責任者曰くスマートテレビ(智能電視)が関係しているとのこと。

12. ARに関する様々な企画を業務にしている、成都米有

中国四川省にある成都市に構え、ARに関する様々な企画を業務とする企業。


Augmented World Expo 2016 in China マーカーレスAR技術

成都米有はマーカーレスAR技術の展示。踊っているキャラクターはユニティちゃん。カメラをテレビに装着し、カメラが写す画面はテレビに表示される。認識した画像にタイムラグなく表示する高速追従性が特徴的で、ブレもない。コンテンツの表示角度・位置を計算して、カメラの風景と合致するように表示している。音楽を流すとその音楽のリズムに合わせ、好きなキャラクターを選び、画面の上で踊り始める。実際にどのようにして選択可能かは展示されていない。仕事で疲れた時に音楽を聴きながら、このようなダンスを見るのはおもしろい。

おまけ、中国本場の西安料理チェーン店魏家涼皮

正確には出展していないが、イベント会場近辺にある、有名西安料理のチェーン店魏家涼皮で、本場のチャイニーズ料理を食べてきた。

  1. 左の写真、上から麻辣米線、カボチャお粥、三鮮米線。
  2. 真中の写真、左から肉夹馍x2ヶ、豚と軟骨の串焼。
  3. 右の写真、秘製涼皮(特殊な調味料を入れているため、秘製と名付けしている)

カボチャお粥は風邪をひいたときに飲める、体に優しい味だった。

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