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米市場調査会社「2024年の拡張現実(AR)市場は1650億ドルを超える」

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拡張現実(AR)市場の規模は、医療や自動車業界の需要増によって拡大する。NASDAQ、Global Market Insights Inc.(グローバル・マーケット・インサイト)の新しい調査報告書によると、複数年にわたる成長率から平均を求めたCAGR(年平均成長率)は、2016年から2024年には80.8%に成長すると予測。2024年の拡張現実(AR)市場は1650億ドルを超越すると公表した。

拡張現実(AR)市場における様々な分野

様々な分野での需要の高まりから、拡大しつつある拡張現実(AR)市場

109の市場データテーブルと、80のフィギュアとチャートが記載された、152ページにわたるレポートに広がる主要な業界の洞察は『2016年から2024年コンポーネント(ハードウェア、ソフトウェア)、ディスプレイ・デバイス(スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ)、アプリケーション(医療、自動車、航空宇宙、防衛、ゲーム、小売、産業)、産業分析レポート(アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、ロシア、中国、日本、インド、韓国、台湾、ブラジル、メキシコ)、アプリケーションの可能性、価格動向、競争市場シェアおよび予測』にある。

拡張現実(AR)市場の各分野の成長を促す、ARデバイスの商品化

MicrosoftやSonyなどの企業によるヘッドマウントディスプレイや拡張現実(AR)スマートグラスなどのデバイスの商品化は、AR市場の成長を促す。ARデバイスに搭載されているプロセッサやセンサーの品質を向上させるために、より企業に焦点を当てることは収益にプラスの影響を与える。

拡張現実(AR)市場の各分野の成長を促進する、ソフトウェアアプリに対する需要の高まり

AR市場のソフトウェア部門は、ゲームやエンターテイメントならびに小売部門などの様々な拡張現実(AR)アプリケーションのための、ソフトウェアアプリに対する需要の高まりから、利益を得られる。

医学、軍事、科学的可視化、教育、製造、トレーニング、ナビゲーション、エンターテイメントなどの様々なアプリケーションの需要の増加から、ヘッドマウントディスプレイは2024年までにAR産業のシェアの50%以上を占める。さらに、ユーザー体験の向上、コンテンツの接続性の向上、FOV(視野)などの要因が、AR市場の規模の成長に貢献すると予測されている。

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拡張現実(AR)市場の各分野の成長を推進する、自動車アプリケーション

AR市場向けの自動車アプリケーションは、2016年から2024年にかけて80%以上、年平均成長率の成長が期待されている。Volkswagen(フォルクスワーゲン)はAR空間を使用して、車両設計モデルのデータを投影、コンポーネントを分析して時間とコストを節約する。

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拡張現実(AR)市場の各分野の成長を活性化する、高度なARデバイス製造事業への投資の増加

中国のAR市場は、スマートグラスのような高度なデバイスを開発するための製造事業への投資が増加したことにより、将来的には実質的な成長を見込む。モバイルAR産業の普及は、全体の成長に寄与すると期待されている。かなりのARアプリケーションが地域産業に進出しており、高度なソフトウェアに対する大きな需要を生み出している。

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AR市場シェアの企業は、Blippar、Magic Leap、Microsoft、Sony、Google、Total Immersion、Daqri LLC、Apple、ODG、Wikitudeなどがある。エンタープライズAR市場空間に多大な投資と経験を持つ企業は、より魅力的になっている。例えばGroupe PSA、Renault、Dassault Aviation、Totalを含むいくつかの企業顧客を持つフランスの技術プロバイダーDiotasoftは現在、Diotaと呼ばれて企業向けAR市場に新しいプラットフォームを発表した。

拡張現実(AR)市場の各分野の成長を加速させる、オンラインショッピングや小売

eコマースおよび小売業界全体での採用の増加は、予測された時間枠を超えて、世界のAR産業の需要に拍車をかける。この技術は、小売業者にイメージ、製品ラベル、ショッピングウィンドウを提供することで、全体的な購買体験を強化し、顧客と製品の相互作用の程度を大幅に改善する機会を与える。

小売ブランドは、顧客満足度を高めるために、徐々にARプラットフォームに向けてAR市場規模を推進している。例えばWayfairは、ユーザーが設定した製品のフルスケールの3D仮想モデルを配置できるAR技術を導入した。ユーザーが製品カタログからインテリア、家具のイメージを選択、スマートフォンを使用して部屋の壁や天井、床にオブジェクトを配置するのに役立つ。

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物理とデジタル的な世界の橋渡しをする企業からの高い需要は、AR市場の成長を促進すると予想される。例えばDHLは、2015年にオランダでパイロットプロジェクトを実施した。このプロジェクトでは、倉庫で働く人にARスマートグラスを装備した。この技術は、倉庫運用におけるビジョンピッキングのために導入された。

強力な投資環境は、AR市場への恩恵を受けるだろう。例えば2016年には、AR技術に基づくディスプレイ装置の開発に16億ドル以上が投資されていた。ARヘッドマウントディスプレイを開発しているMagic Leapは、GoogleやQualcomm(クアルコム)などの投資家から14億米ドルを調達している。

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