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拡張現実(AR)ゲーム業界・おもちゃ業界が子供たちに与える可能性

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拡張現実(AR)は2017年に世の中を席巻すると予想されている技術の一つだ。

1月5日~8日にかけて、CES 2017が毎年1月にラスベガスにて開催される世界最大規模のテクノロジー産業展示イベント。ARや仮想現実(VR)技術が今回の目玉と予想されている。CES 2017でARが花形技術と言われる前に、すでに先見の明を持って開発に取り組んでいた技術者たちもいる。その業界はおもちゃ・ゲーム分野だ。

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拡張現実(AR)ゲーム業界・おもちゃ業界が子供たちに与える可能性

スクリーン世代の子供たちに拡張現実(AR)は新たなゲーム・遊びを与えるか

米国玩具産業協会はAR技術が、昨年のおもちゃにおけるトップトレンドだと発表した。2017年も同じだろう。子供たちがスクリーンの前で過ごす時間が増えていることが問題となってきた。TVやパソコン、タブレットやスマホばかりを見て、外へ出て体を動かす機会が減っている。しかし、ARを使えば、その問題を解決できるかもしれない。

3Dで拡張現実(AR)体験することで、より多くのことが学べる可能性

「ドラマ、ダンス、芸術、彫刻などにARがもたらす可能性を考えてみて。有名な俳優たちがシェイクスピアの劇を演じる様子を、子供たちがリビングで見ることができるかもしれない。ヘンリー・ムーアの有名な彫刻作品を庭で見ることもできる」子供用アプリ開発者であり、AR/VRの愛好家でもあるCatherine Allen(アレン氏)は語った。

撮った写真を模様にして、キャラクターの外見を変化させて楽しむElmer’s Photo Patchwork(エルマーのフォトパッチワーク)や、世界各国の様々な地域について学ぶことができる教育用アプリ、Barefoot World Atlas(ベアフット・ワールドアトラス)を背景に、技術の様々な可能性について説明した。

拡張現実(AR)ゲームは頭で考え、手を動かすところが画期的

他にもARゲームの例として、SwapBots、Koski、Mardles、discovARなどがある。Osmo社も子供向けARゲーム開発に取り組んでいるベンチャー企業だ。SwapBotsではSwapScopeを使うことによって、おもちゃがまるで生きているかのように遊ぶことができる。

Osmo
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Koskiは積み木ゲームなので、自分の頭で考えて手を使って遊べる。端末のカメラで、積み木の上にARのレイヤーをかぶせている。AlibeLab社が開発したのがMardlesとdiscovARだ。Mardlesはデジタルシールを楽しむアプリで、discovARは4D塗り絵のアプリ。両方ともキャラクターを3Dで現実の世界に放つことができる。Osmo社が現在開発しているのはパズルやボードゲームの類でモバイルゲームと連携する。

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Koskigame
Koski

拡張現実(AR)ゲームは従来のゲームよりも体を動かせるところが特長

従来のゲームよりも体を動かせるところが特長的だ。日本企業のmeleap社が開発した『HADO』はスマートフォンを入れたヘッドマウントディスプレイを被り、腕の動きを認識する専用のリストバンドを装着し、現実を拡大した様々な様子に焦点を合わせ、エナジーボールを撃ったり、バリアを張る。現実空間と映像を組み合せ、合成することで、自らの手で波動を放出でき、子供の頃憧れていたドラゴンボールのかめはめ波が打てる革新的ARテクノスポーツだ。

これにより、『体を動かしながらプレイする対戦ゲーム』の実現が可能になった。対人バージョンは80秒間動き続けるので、体力が消耗し身体中から汗がでてくるが一方で、良い運動になり健康体になれる。

複数人がリアルタイムでプレイできるということもHADOの大きな特徴。横にいる仲間が 出した技を見ることができ、チームで戦略を立ててプレイすることができる。

テクノスポーツ『HADO WORLD CUP 2016』が2016年11月26日(土)、日本工学院専門学校蒲田校 2号館地下4階、片柳アリーナで開催され、賞金総額は100万円で総勢16チームが参戦した。

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meleap
HADO

拡張現実(AR)はゲーム・おもちゃ以外にも医療業界での躍進も期待される

おもちゃ業界からは離れ、ARは医療分野でも確実に役立つだろう。現在、四肢切断をした人の幻肢痛を解決できるような技術の開発に取り組みもある。自閉症の人へ向けてGoogle Glassを使ったAutism Glassをスタンフォード大学の研究者らが開発。西オーストラリア大学の研究員、Marcus Pham(ファム氏)は歯科医が拡張現実(AR)スマートグラスを着用し手を振ることで、施術を中断することなく情報を表示できる技術を開発など、医療も多岐にわたって活かされる。

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