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ARマーケティングにおける建築・建設業界(AEC)の3つのこと

2017/03/12
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AR表示になっているビルの模型の写真

ARはバーチャルな要素を現実の環境に取り込ませ、建築家や不動産の専門家たちに新たな価値を提示しました。建築家とエンジニア、建設業者からなる建築・建設業界(AEC)にてARが実際にどのように適用されるかについてみてみましょう。

AEC業界におけるARの価値は、現場でもっと実用的になる先端技術と考える人々がいます。

建築・建設業界(AEC)の3つのARマーケティング

現実環境における可視化や双方向的マーケティング、ARと建築業界が向かう先について、書いていきます。ARマーケティングはAEC業界におけるクライアントや、サプライヤーにとって必要不可欠になるでしょう。

1. 現実環境における可視化

三次元CADソフトウェアアプリケーション(BIM)と統合されたARはデザイナー、エンジニア、建築・建設業者にとってプロセスを合理化する変化をもたらしました。

プロジェクトの関係者は、進行中の物件を見るのにARを利用しています。ARヘッドセットは、開発途中の建築現場内でバーチャルな三次元CADソフトウェアアプリケーションのオーバーレイあるいは、複雑な施設を見るための現場の実地検証を行うために使用されます。関係者はARを通してBIMシステムのインフラを、あたかもそこにあるように見ることが可能。これにより、インフラシステムの設計図や工期が遅延する前に問題を解決することができます。ARがなかった場合、これらの問題は後になって見つかり、長期の建て直しや改装につながることにも。

2. 双方向的マーケティング

ARが提供する可視化はデザインに関しても有効です。ARのモバイルソリューションがあれば、デザイナーは建物のオブジェクトが建設完了時にどのように見えるかを可視化できます。

この可視化が立体化したことで、2Dイメージ、あるいは3Dモデルのデザインを細部まで見ることが可能です。「Augment」はシームレスに統合されたモバイルソリューションの一例であり、開発者は簡単に実寸の3Dモデルを作ることができます。

LSI Architects社は不動産とAEC業界に身を置くイギリスの会社で、この会社の目標は「モダンで革新的な建物を建築し、環境を育成すること」です。

LSIは新しいプロジェクトを展示する際、「Augment」を使用。プロジェクトのイベントでは、見込み客が動かない2Dブループリントを仮想建築物に変えることができる、「Augment」のARアプリを使っています。

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3. ARと建築・建設業界(AEC)の向かう先

ARにおけるAEC業界の将来は、ARハードウェアの進歩に応じて花咲くものになるでしょう。この市場にはすでに DAQRI社のスマートヘルメットやマイクロソフト社のMRデバイス「Hololens」のような実用的な製品が登場しており、AR分野での導入が兆しを見せています。

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ARを通して3Dモデルを使い、壁や通気システムなどの特定の建築物の構成物の適切な寸法、サイズ、表面、および形状についてのアイデアを、建築家や建設業者に提供します。建築物を構成するものを作るのに必要な原料素材の量を、決定することは簡単になるでしょう。正確な見積もりもできますし、資源の不必要な無駄遣いもなくなるはずです。これらのAEC業界は今後数年間、現場作業員がARヘッドセットをフル装備されるまでに進化するに違いありません。

「Augment」はAEC業界の中で活況を呈するソフトウェアソリューションです。ARは建築・建設物の設計業界において今後最も大きな影響を与えるものになるかもしれません。

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関連サイト
Augment 公式サイト(英語)
Augmented Reality for Retailers SDK(英語)
Virtual Reality or Augmented Reality for Architects?(英語)

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