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ARレーシングゲーム、ARacer。ドイツの大学プロジェクトチームが開発し公開

2016/10/11
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ARレースゲーム、ARacer。ドイツの大学プロジェクトチームが開発し公開

ドイツのバイエルン州にあるルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン、同校のWolfgang Höhl 工学博士とLukas Meckeさん他3名が、企画立案したOpen Games Workshopでのプロジェクト、ARacerの動画を2017年7月に公開した。

臨場感にあふれ、楽しむことができるゲームARacer

車のレーシングをタブレット上で俯瞰、自分が乗車しているかのような臨場感を作り出し楽しむことができるゲームARacer、A racer(競走)とAR(拡張現実)を、上手く掛け合わせたタイトルだ。

ボードと四角のピースを準備

テーブルの上にチェス盤のような模様のボードと、黒い模様の付いたいくつかの四角形のピースが用意された。メンバーはこれらを組み合わせることで、何かを作り始めようとしているようだ。

サーキットを、パズルのように組み合わせて作る

ピースを、ボードの模様に合わせ、パズルのように組み合わせて載せていく。順番を入れ替えながらピースを並べていくと、八の字を描くサーキットが出来上がった。

プレイは端末で映し出されたコントローラ

タブレット端末でARacerのアプリを起動し、Playボタンをクリック。Select car(車を選択)という画面では、イエローとホワイトの車が表示された。ここでは、レーシングストライプの施されたイエローを選択した

先ほど出来上がった図形を、タブレット端末で映し出す。組み合わせたピースを認識、情報がタブレットに反映された。芝生の上に、八の字のサーキットが表示されている。その上を車が走り出しているではないか。レースにかかった時間タイム、スピードメーターまで表示されているのが見て取れる。画面右下にコントローラーがあるようで、メンバーは親指を使って操作している。

自分で好きなコースを作って遊ぶことができるゲームなのだ。

レーシングモードで臨場感あふれるアングル

先ほどはサーキットを上空から捉えていた。だがこのレーシングモードでは、自分がまさしく車に乗っているかのような臨場感あるアングルでレーシングを楽しめる。

一周すると、後ろから別のグレーの車が追い越してきた。どうやら、NPCと競争もできるようだ

画像認識・空間認識技術を駆使して開発

特長は、画像認識・空間認識だろう。ピースを繋ぎ合わせて作った図形を解析することでサーキットを反映、そしてその上にバーチャルの車を配置するものだ。このように特定の図形を認識することによって現実世界を強化する情報を表示する方法は、マーカー型ARとも呼ばれている。

まとめ

タブレット端末さえあれば誰でも気軽に楽しめそうな、完成度の高いゲームだ。AR技術によるサーキットの認識・解析もスムーズであるために、すぐさまプレイできる。起動に時間がかからずストレスフリーである事は、ゲームとしては長所だと言えるだろう。サーキットを拡大し制作して、複数人でプレイできる対戦型のシステムにしたりすることができれば、深い楽しみ方ができそうだ。

今回のようにAR技術で特定の図形を認識する方法は、視覚的なインパクトも大きくキャッチーである。操作方法も簡単であることから、あらゆる場面での活用が期待できる。紙媒体での広告でも見かける機会が、増えていくかもしれない。

ARは想像以上に我々の生活に密着したものとなっており、今後もさらなる成長が見込まれる分野だ。我々の世界はAR技術を通して、どれほどの広がりを見せるのだろうか。

引用元
scienceviz.com | 3D Solutions for Science and Engineering

2016年10月11日追記
オーストラリアのFOX Sports(以下フォックス・スポーツ社)が今週末に開催されるBathurst 1000(以下バサースト1000)のためにリリースしたアプリ「FOX Vision」は、AR技術を惜しみなく利用したレーシング情報アプリを、2016年10月某日にアプリストアからリリースした。週末のレーシングに向けた圧巻の情報が得られ、「レーシングセンター」でリアルタイムのレーシング情報を見ることができる。レーサーの視点で楽しめる360度映像、トリガーからコースの3Dマップが出現、バーチャルコースを自分で運転が可能なアプリだ。

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