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博物館の彫刻をARで?歴史文化遺産をARで再現した「ARA as it was」

2017/05/06
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美術館でVRヘッドセットを使用している写真

AR開発キット(SDK)を提供しているイタリア企業の「AR media」は2016年10月12日に、自社のブログで博物館の一部の作品を自動的に仮想ペイントで再現した、「ARA as it was」を開催したと報道しました。

このプロジェクトは「L'Ara com'era」という名目で始動。ローマの有名な博物館「Museo dell'Ara Pacis」にて、彫刻がARで実装されている風景を見ることができます。

博物館の作品をAR表示する「ARA as it was」

彫像画

2016年10月10日に、イタリアのローマ市とZetema(イタリアの重要歴史的遺産を管理する団体)が共同で、「ARA as it was」を公開。動画は、ローマ歴史遺産をスマホカメラの機能を使い画面を介してARで表示します。

本アプリは、ARやテクノロジー関連会社と共同経営のETT社によって開発されました。Ara Pacis ARシステムは、遺跡や歴史の発見をARで表現するアプリ。彫刻をARマーカーの代わりにして色や形を描写しています。

同社の説明員は、「Zetemaがすでに持つビジネスモデルと同様に、これが文化遺産や博物館の今後において、最も重要な基準の一つになると予想しています」と、コメント。

スマホを活用したAR、芸術と歴史の融合

彫像画

Samsung Gear VRにSamsung S7スマホを挿入して訪問者に渡し、「ARA as it was」アプリを起動。このARアプリは、多くの端末に搭載されている頭の位置を読み取ることができる機能のTracking(トラッキング)技術を活用しています。

本アプリは訪問者を物語に引き込み、彫刻の浮き彫りや建築物の情報とともに元の姿や色合いをスマホを通じて再現。博物館で実施されているARアートは、芸術と歴史の融合です。

来館者にはヘッドフォンを貸出して装着しながら館内を進むことで、説明員の音声や迫力ある音楽で聴覚を刺激し、さらなる展開が期待できるのではないでしょうか。

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