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Apple、ARによる自動車の自動運転システムに焦点をシフトするか

2017/03/08
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AppleがARを自動車運転に活用することを検討

KGI SecuritiesアナリストであるMing-Chi Kuo氏(以下:クオ氏)は、新たな研究報告書を発表した。それは、多国籍企業AppleがAR技術を支持して、最初の噂にあった自動車のプロジェクトに焦点を移したと、彼が思う理由を概説するもの。クオ氏によると、Appleがソフトウェアを基盤とした自動運転システムに注意を向けたことは意味を成す。システムはAR技術をサポートし、革新的なユーザー体験をもたらす。

アナリストのクオ氏が考える、AppleがAR開発に成功した場合の競争的利点

Appleの過去の成功はすべて、Mac用マウスやiPodのクリックホイール、iPhoneやiPadのマルチタッチのようなヒューマンマシンインターフェースに関連していた。AppleがAR開発に上手く成功したとすれば、同社が以下のような競争的利点を勝ち得ると予想する。

  1. 3~5年で、既存の主要製品と大手競合他社を再定義する。例えば、iPhoneやiPad、Macにおいてこれが発生する可能性がある。
  2. 革新的なユーザー体験を提供することで、Apple WatchとApple TVの障害を除去する。
  3. 自動運転システムなどの、新たな分野に進出する。

Appleが、早ければ次の1~2年でARに関する予備的な結果を生み出すと考えている。そしてiPhoneが、その第一歩になる場合がある。

クオ氏は、AR市場が2018年に大幅に増加すること、Appleがその市場で主流の焦点になるためにVRに取って代わることを考えている。VR/AR市場は共に、2018年には400から500億ドル、2020年には1500億ドルに成長すると予測される。主力の大半は、ARの増加である。

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ARに高い関心を寄せるApple、AR/VR分野を調査する研究チームが存在か

AppleのARへの関心の高まりは、秘密にされてはいない。CEO Tim Cook氏(以下クック氏)は、この数ヵ月の間に何回にもわたってARについて話している。同社のARに対するアプローチは、人と人の接触に取って代わるものではなく、それを促進するものであるべきだとほのめかした。

7月のクック氏は、AppleはARに長い目での興味を抱いており、ARに多く投資すると述べた。彼は、ARは巨大な力になると表現した。8月には、ARを核となる技術と呼んだ。9月には、AR/VRの間では後者がより大きなものであるとし、人々の存在を非常に際立たせるもので、視覚的に人と人とを結びつける力があるためだと語った。

噂によれば、AppleはAR/VRに取り組んでいる研究チームを有している。AR/VR分野を探索し、将来的に会社がAR/VRをどのように受け入れることが出来るかを調査している。伝えられるところでは、AppleはVRヘッドセットのプロトタイプを作ったが、ARに関するクック氏の継続的なコメントは、AppleがVRよりもARにより多く投資することを示している。

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引用元
Apple Said to Be Considering Augmented Reality for Car Driving System

2016年11月21日追記
多国籍企業、Appleは「iPhone」でにワイヤレスでつながり、着用者の視界にイメージやその他の情報を重畳表示して映し出すARスマートグラスの製品開発の可能性を視野に入れている。

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同社は2016年11月17日、ARの技術をiPhoneのカメラアプリに導入すると、米メディアが報じている。

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