GET AR

世界を変えるARニュースメディア

Google AR技術Tango搭載のLenovo PHAB2 Proの3つの特徴

2017/01/16
 4641

Google Tango(Project Tango)とは、Googleの先進技術研究開発のATAPグループが開発した、モバイル端末に3Dの空間把握能力を持たせ、活用することができるAndroid向けARフレームワーク。赤外線カメラなどを使い、深度情報を抽出し、それを使用し同時に現実世界のマッピングと現在位置の把握を行う、最先端の技術。

Googleは米国大手電子・通信機器メーカーであるMotorola(モトローラ)を買収後、中国のLenovoグループにその事業を売却したが、研究開発部門のATAPは売却せずに残したグループの1つだ。

関連記事
サンノゼ国際空港がGoogleのAR技術Tangoを活用。3Dマップで空港内を快適な空間に

Google AR技術Tangoを搭載したLenovoのスマホ、中国で2016年10月にローンチ

レノボジャパン、Google AR技術Tango搭載の大型スマホ、「PHAB2 Pro」を11月下旬に国内販売

開発者向け
Tango | Google Developers

Google AR技術Tango搭載のLenovo PHAB2 Proの3つの特徴

Google AR技術Tango搭載のLenovo PHAB2 Proの特徴、スマートフォンの背面に設置された3つのセンサー類

Google Tangoを搭載したファブレットLenovo Phab 2Proの背面の写真

  1. カラー画像集録に使われる「RGBカメラ」
  2. 対象物との距離を測定する「深度センサー」
  3. 魚眼レンズを使う「トラッキングカメラ」

スマートフォン内蔵のジャイロセンサー・加速度センサーなども併用することで、リアルなAR空間が生成される。

2017年1月16日追記

  1. Motion Tracking(モーショントラッキング)
    背面の魚眼カメラ(モーショントラッキングカメラ)から取得した画像に対して画像認識を行い、特徴点を抽出する。抽出した特異点の移動距離と9軸IMUセンサー(ジャイロセンサー、デジタルコンパス、加速度センサー)から取得した値を用いて、デバイスの軌道、回転の状態を常時監視する。模様のない広い壁など、特徴点に乏しい場所では正確にトラッキングを行えないので注意が必要。
  2. Area Learning(エリアラーニング)
    Motion Trackingで取得したデバイスの軌道・回転の情報を逐次取得し、連続する情報から実世界空間の記録・再構築を可能とする。このとき、履歴と最新の記録を常に比較し、ある程度連続して記録をした際に生じる「ずれ」を補正する。似たような模様が繰り返される場所では、特徴点の正確な位置関係が認識できず、補正に失敗しやすくなるためこちらも注意が必要である。
  3. Depth Perception(深度センサー)
    深度カメラを使用したtof方式により、デバイスから障害物までの距離を計測する。正確に測定するために推奨される測定距離は、室内でおおよそ0.5〜4mとされる。赤外線を多く含む日光や白熱電球の下での使用、および色の黒い赤外線を反射しない物体に対する使用は正確に測定できないため推奨されない。

GoogleのAR技術Tango対応スマホ、『Lenovo Phab 2 Pro』を実機レビュー

Google AR技術Tango搭載のLenovo PHAB2 Proの特徴、プロセッサーを1つに統合することで高速、省エネ化

Lenovo Phab2 Proの内部のCPUの画像

センサーからの情報をリアルタイムに処理するには、膨大な演算を高速に実行する必要がある。一般的にはCPUの他に、複数のプロセッサーが必要とされるが、Snapdragonプロセッサーはこれらを1つに統合。 さまざまな情報を一括して処理することで、高速性と省電力を実現した。Snapdragonは、データ処理周期を0.00005秒という短さに抑えることに成功。タイムラグなしにスムーズに表示。ARの最大の壁であった、ブレをなくした。

参考動画
Snapdragon processors power the first Tango-enabled smartphone

Google AR技術Tango搭載のLenovo PHAB2 Proの特徴、多岐にわたるシミュレーションの実現やゲームが可能

比較したサイズで恐竜が表示させ、恐竜と一緒に写真を撮ったり、テーブルの上でドミノ倒しをして遊んだりするゲーム、CGによるAR映像がリアルに追従することが現実になる。

株式会社リビングスタイルは、壁際にベッドやソファを配置したり、天井から照明器具をつり下げたりと、インテリアの試着を可能にしたAR技術Google Tangoを搭載した市販商品として世界初の拡張現実(AR)アプリを実現した。

関連記事
世界初!リビングスタイルがGoogle Tangoに対応したARアプリを大塚家具へ提供

Google AR技術Tango搭載のLenovo PHAB2 Pro、国内販売予定は2016年11月下旬に!

パーソナルコンピューター製造企業レノボ・ジャパンの発表では、Android大型スマートフォン「PHAB2 Pro」の国内販売予定は2016年11月下旬となっており、価格は税別で4万9800円。

関連記事
レノボジャパン、Google AR技術Tango搭載の大型スマホ、「PHAB2 Pro」を11月下旬に国内販売

2017年1月16日
2016年12月2日、Google Tango搭載のスマートフォンPHAB2 Proの発売を開始した。価格は4万9800円(税別)、Googleが開発した複数のカメラとセンサーによる高精度なAR技術Google Tango搭載のスマートフォンを販売した本モデルは世界初。

レノボ、Google Tango搭載のARスマートフォンPHAB2 Proを発売開始

AR技術 Google Tango Lenovo Lenovo Phab 2 Pro

國士舘大学体育大学武道学科卒→商社→セブ留学→独学でWebを勉強→GET AR営業マン。ARの可能性に興味をもち、AR大好きな人。語彙はないが、情熱のある人。