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New York Times、Aurasma、DAQRIが教室でAR、VRアプリを無償で提供

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少年が黒板に何か書いてある写真

仮想現実(VR)と拡張現実(AR)が今以上教師と生徒にとって身近になったことはなかった。もちろん、この技術は未だ完璧とはいえないし、コンテンツの提供はあったりなかったり。しかし、多くの生徒がスマートフォンを携帯し、カードボードスタイルのVRビューアが15ドル前後から販売されていることを考慮すると、子供たちに教室で没入型VRおよびARを使わせることはかつてないほど簡単になっている。

教育現場でVRを単なるトレーニング用ツール(たとえば、フライトシミュレータ)に過ぎないと考えるのは簡単だ。しかし、実際の潜在的学習能力は、生徒たちの中に共感をはぐくむ能力の中にこそ存在している。他の人と同じ立場に身をおいてみることはいつでも貴重な体験ではある。それが子供たちにとって少々分かりにくかったとしてもだ。VRは他では難しい方法でこのギャップを埋める可能性がある。カードボードビューアやイヤホンセットをつかっても、集中のレベルは高い。

VRは世界を私たちの教室に再現してくれたが、私はARを教室を外に向けて広げてくれる要素だと考えている。レンズのように、あるいは並べ替えようのフィルターのように、ARアプリは一般の教室での教材では足りないようなコンテクストの層と深さを与えてくれる。まさに教師が生徒たちに深く考えさせるチャンスがめぐってきたそのときにVRあるいはARのどちらかの技術を使うと、力強く、感動的でさえあるような体験を生徒たちに与えることができる。これらの技術を使うにあたって、3つの無償アプリがあるので紹介しよう。

NYTVR - ニューヨークタイムズ社のVRストーリー

現在のカードボードをベースにしたVRアプリの多くは試験的な印象があるが、NYTVRもその例にもれない。動画の中には本当に広告だけを目的としたものがあるが、他の動画は必要ないように思える。しかし、ごくわずかではあるが、教育用の優れたVRとはどのようなものになるべきかを示す標識として傑出するものがある。その中で、「The Displaced」(故郷を追われて)は、近年の戦争に振り回された3人の子供たちの生活を追った、心打たれる巧みに製作されたVRモンタージュである。他に選んだものの中には、2016年の選挙遊説や、イルカの言語に関する水中ドキュメンタリーに密着したものがあった。これらはカードボードビューアがあってもなくても見ることができる。

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Aurasma(オーラスマ)

教育現場に特化しているわけではないが、オーラスマは簡単で教室で使いやすいARソリューションを提供している。「トリガー」(教室内で認識可能な画像やアイコン)と、それに対応する「オーバーレイ」(リンクや動画、アニメーションなど)をアップロードするだけだ。生徒がデバイスのカメラを様々なトリガーに向けると、あなたが監督してきたオーバーレイをみることができるというわけだ。ちょっと準備すれば、教室の外に活動を広げられる、示唆に富む学習内容を生徒たちに提供できるのだ。

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DAQRI Elements 4D

科学に特化したARアプリは非常に多い。しかし、Elements 4Dはその中でももっとも独創的かもしれない。生徒たちが元素や化学反応を学習するのに役立つ化学アプリが予習・復習用のテンプレート、折り紙で作ったサイコロで形で登場した。各面には36元素の記号が1つ印刷されている。サイコロを回転させると - デバイスのカメラを使ってだが -、生成される化合物が、その化学反応式とともに拡張表示されて動画となって表れる。

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転載元 3-free-virtual-and-augmented-reality-apps-for-the-classroom

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