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ドラえもんのどこでもドア?デモアプリ「Google Tango Door AR」とは

2017/03/12
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TVCMからWEBまで企画・制作をワンストップで行っている、ビービーメディア株式会社は2017年2月10日に、Google Tango対応スマホ「Phab 2 Pro」の機能を使ったデモアプリ、「Google Tango Door AR」をYoutubeに公開しました。

動画は、Google Tango対応スマホの画面を介して、現実世界に仮想ドア(以下、ドア)を設置するところから始まります。ドアを開けて中に入ると、一部の現実空間をのぞいてバーチャルな世界が広がっているというデモアプリです。まるでドラえもんの、どこでもドアを連想させますね。

仮想どこでもドア 「Google Tango Door AR」

床

なんの変哲も無い床があります。

床の上にドア

床にドアが表示されました。

ドアの向こう側に3Dで生成された小さな島

ドアを開けてみると、ドアの向こう側には3Dで生成された小さな島が見えます。

ドアの向こう側に3Dで生成された小さな島

ドアに近づきました。画面の左奥には、現実世界の椅子とテーブルが見えます。

中に入ってみましょう!

3Dで生成された島

3Dで生成された島と木が2本、多数の果実が見えます。

ドアと3Dで生成されたタコ

振り返るとドアの向こう側は現実世界。それ以外は仮想空間です。

ドアと3Dで生成されたタコとクラゲ

ドアの向こう側には、現実世界のテレビが見えます。

3Dで生成されたヒトデとカメ

ヒトデとカメがいます。可愛いらしいですね!

3Dで生成されたクラゲとドア

ドアの左上には、オレンジ色のクラゲが見えます。

ビービーメディア株式会社の木戸竜也氏に「Google Tango Door AR」の特徴を尋ねると、「同デモアプリはドラえもんのどこでもドアのように、好きな場所にドアを置けます。近づくとドアが開き、違う世界へ行くことがも可能です。『Google Tango Door AR』のドアの設置は1つですが、いくつでもおけます」と、コメントしています。

きっかけは「ドラえもんVR」

「『ドラえもんVR』を体験したのがきっかけです。『ドラえもんVR』はとても楽しかったですがプレイできる対象年齢が13歳以上で、子供が体験できないのが残念だなと思いました。そこで、Google Tango対応スマホの手持ちであれば、子供も体験できるので試しに作ってみようと思いました」と、同氏は開発理由についてコメントしています。

開発方法

同アプリの開発の方法を質問すると、「Unityで制作しています。ドアの周りにCGを表示させないための、シェーダーをつけた平面を置くことでドアからしか、CGが見えないようにしています。ドアの中に入ったタイミングでまた見え方を変更することで、ドアの周りを移動できるようにしています」と述べています。

今後の展開

「可能であれば『ドラえもんVR』のTango版を開発して子供にも体験してもらいたいですが、著作権の理由から勝手に作るわけにはいきません。今後はドアでは無く、別の手法でいろんな世界に行って楽しめるコンテンツを制作中です」と、次回の展開についてコメント。

さらに、「VR/AR/MRの進化はとてもワクワクさせられます。本当はマイクロソフト社が開発したMRデバイス『HoloLens』で実装したいですが、同デバイスの対象年齢は13歳以上。面白いコンテンツを、小学生が体験できないのが残念です」と、述べています。

「Google Tango対応スマホを使って、子供からお年寄りまで楽しめるコンテンツを試していきたいと思っています。Google Tango対応スマホを使った楽しいAR/MRコンテンツを導入してみたい、デモを試したい、一緒に何か作りたい、などあればぜひご連絡いただければと思います」と、パートナーの募集についてもコメントしています。

まとめ

「Google Tango Door AR」にホラー要素を追加すると、恐怖感が増してさらに面白いコンテンツになりそうです。「Phab 2 Pro」を簡易ヘッドマウントディスプレイ(HMD)に挿入して頭へ装着。目の前には仮想ドアが開いた状態で表示され、ドア以外は現実世界が見えます。ドアの向こうは街灯が1つで薄暗く、ほとんど光が見えません。ドアを通り抜けて、仮想世界へ飛び込みます。振り返ると現実世界に続くドアが、徐々に消えていきます。

ドアを開けた後の風景を、変えるだけで色々なコンテンツが展開できそうです。スマホ画面を介して現実空間に穴をあける「Google Tango Hole」と組み合わせて、自分で空間に穴をあけた後に、仮想世界が現れる構成も面白そうですね。

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関連サイト
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