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第三回ウェアラブルEXPO まとめ

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東京ビッグサイト

リード エグジビション ジャパン株式会社が主催する第三回ウェアラブルEXPOが2017年1月18日〜20日まで東京ビッグサイトにて開催されました。

医療や健康管理、製造の効率化など、さまざまな分野での利用が期待される「ウェアラブル」。

1月18日にウェアラブルEXPOで「EPSON MOVERIO BT-300」をかけながらブースを回りましたが、メガネ型デバイスを装着している人にはお会いしませんでした。
各企業ブースの社員さんもデバイスをかけている人はいなかったです。

さみしい...

そんなウェアラブルEXPOの総来場者数は、15,763人!
報道関係者数は902人が訪問。
三日間のセミナー受講者数は、34, 532人。
同時開催されていた、ネプコンジャパン、オートモーティブワールド、ライトテックEXPO、ロボテックス、スマート工場 EXPOの3日間の来場者数を合わせると、110,234人が東京ビッグサイトに訪れました。

大勢の人の熱気を帯びていたウェアラブルEXPO。
そこに出展していたメガネデバイスに関連する製品をまとめました。

EPSON MOVERIO BT-350

EPSON MOVERIO BT-350

ウェアラブルEXPOの入り口付近に、ドーンと大きなブースを構えていたEPSON社。
2017年5月発売予定の商用モデル「EPSON MOVERIO BT-350」を体験しました。

「BT-350」はメガネのテンプル部分を改良して、装着感に変化をもたらしています。
不特定多数の方の顔に対応して、装着するために自動調整する「ヒンジ」を搭載しました。
「BT-300」をかけた時とは違う、快適なかけ心地を実現しています。
「ヒンジ」によってほとんど、重量を感じさせません。
何かを作業するにもどこかに行くにも、長時間装着が可能。
「BT-350」はどの体格な方でも装着できる設計になっています。

さらにシェード部分が変化。
着脱式から固定開閉式になりました。

「BT-350」は、観光ガイドや字幕表示などサービスに組み込まれるような形で開発しています。

フィールド業務情報共有システム

日立ソリューションズ フィールド情報共有システム

作業者が「EPSON MOVERIO BT-300」を装着して、専門技術者が作業者に遠隔支援する「フィールド業務情報共有システム」。
日立ソリューションズ社が開発しました。

「フィールド業務情報共有システム」は、「BT-300」で見ている映像をリアルタイムでPC画面上に共有が可能。
ツールは8種類あり、描画ツール、スナップショットツール、テキストツール、スタンプツール、ファイル送信ツール、録画ツール、消去、PC画面共有を活用して、専門技術者が作業者を遠隔支援します。

筆者が気に入ったのは、スタンプツール。
スタンプツールはスタンプを使い作業者が装着している「BT-300」へ指示を送り、リアルタイムでレンズに反映されます。
テキストで送る必要がないときや、簡単な指示の時に使用。
スタンプは全部で18種類と豊富に取り揃えています。
また、任意のスタンプファイルを登録して使用可能。

また「BT-300」のバッテリーはフル充電で映像共有すると、1〜2時間ほど持続。
年間で数十件引き合いがあるそうです。

独自のスライド着脱機構「neoplug」

第三回ウェアラブルEXPO ボストンクラブ出展

株式会社ボストンクラブのメガネとデバイスを繋げる、独自のスライド着脱機構「neoplug」。
「neoplug」はメガネに取り付けたデバイスの、容易な着脱・交換を実現しました。
メガネやメガネ型ウェアラブルデバイスとして使用する際の切り替えを、用途に応じて簡潔に扱うことができます。

こだわりは「neoplug」を畳んだ状態のメガネのテンプル(フレームの「つる」「アーム」の部分)に、スライドして装着できるシンプルな点。
着脱動作をできるだけ簡単にしてユーザーに利便性を提供しています。

長所は、着脱機構を共通化しプラットフォーム化して各デバイスメーカーが自由につけ変えれるところ。
この共通化したプラットフォームを使って、様々なメガネメーカーが参入できます。
「neoplug」着脱機構の規格を共通化したプラットフォームは、メガネメーカーならではの製品です。

b.g.

第三回ウェアラブルEXPO メガネスーパー

株式会社メガネスーパーの「b.g.」は、視力の矯正が可能なメガネ型ウェアラブル端末。
個々に最適なレンズの装用が可能になり、視力矯正が必要な人でもかけられる商品です。
スマートフォンなどの外部デバイスと連携が可能。
HoloLensのような、ハンドジェスチャーを認識するセンサーはついていません。
「かけ心地」にこだわったシンプルなデバイスです。

「b.g.」の開発に苦労したことは何かと、株式会社メガネスーパー事業推進室の座安剛史氏に問いかけたところ、

「両眼視を実現したことです。これは人間の両眼視という機能で、同じ景色で見ると微妙に違う視点でみえます。だけど一個の映像として捉えています。人によって左右の黒目と黒目と間の距離が違っていたり、視力が違っていたり、上下の目の位置が違っていたり、人それぞれ同じ顔ではありません。土台(顔はウェアラブルを着用する際には土台の役割を果たす、という意味合いで)が違う人に対して、1個のものを見せようと思うと、調整する機能をつけないといけないです。調整しながらも1回位置を決めたらバチっと固定しないといけません。調整と固定をどうやったら実現、維持するかはすごく難しい課題でありました。メガネスーパーは眼鏡小売専門チェーンである以上こだわりがあり、両眼視でないといけません」とコメント。

「b.g.」の販売時期は2018年春を目標とし、まずはBtoBでの事業展開を考えているそうです。

Genavis測位モジュール

国際興業

国際航業株式会社が開発した「Genavis測位モジュール」。

「Genavis測位モジュール」を活用すると、屋内外をユーザーが意識することなく測位できます。
地下街から階段を上がって地上に上がる一連の流れを測位した生データを表示。
地下街ではPDRとBLEによる補正、地上に出てGPSの電波を拾うと自動的に切り替わるシステムです。
またマップマッチング等の補正処理を行うと、綺麗な動線を描くことが可能。

利用シーンは製造業・工場・倉庫施設、医療現場、オフィス、プラント・インフラなど様々な分野。

「Genavis測位モジュール」のARナビは「MOVERIO BT-300」を使用して製造業などで活用する際に、棚・部品の位置までナビゲーションでき、次に受取る部品の指示してくれます。

まとめ

以上、5つの製品をまとめました。
どれも「支援」ができる製品だったことが印象深かったです。

ウェアラブルEXPOではなく、スマート工場EXPOにVuzix社の「Vuzix Blade 3000」があると噂を聞きつけましたが、一身上の都合により取材・体験ができませんでした。

2018年開催の第四回ウェアラブルEXPOは、メガネ型デバイスを装着している人と会いたいですね。
それだけウェアラブルデバイスが普及していることを願いたいです。

まとめ ウェアラブルEXPO 第三回ウェアラブルEXPO

國士舘大学体育大学武道学科卒→商社→セブ留学→独学でWebを勉強→GET AR営業マン。ARの可能性に興味をもち、AR大好きな人。語彙はないが、情熱のある人。